定年まで同じ会社に雇用され続ける「終身雇用」が当たり前ではなくなった現代、働き方の多様化はますます加速している。テクノロジーの発展によってさまざまな手段が生まれ、自分で新たな道を切り開きながら挑戦する人も増えている。個人が運営するメディアを軸にアクティブな日々を送るクリエイター・鳥羽恒彰さんもそのうちの1人だ。
鳥羽さんは、モノと旅と暮らしがテーマのブログ「トバログ」を運営する都内在住の25歳男性だ。大学卒業後、企業で広報PR職やマーケティング職に携わっていたが、2018年に晴れて独立。自身のブログや外部の広告ライティングで生計を立てるようになった。今後は海外への進出など、メディアにこだわらず幅広い展開も視野に入れているという。
「人に良いモノやコトを紹介したい」──そんな欲求が情報発信を続ける彼の原動力だ。カメラ好きだからこその映える写真や、しゃれたインテリア、粋なファッションを評価する声も多い。独立後は仕事場が自由になり、カフェなどを巡って仕事をしたり、情報収集で街を巡ったりする日々を送っている。休日には仲間とキャンプを楽しんだり、学生時代に取り組んでいた器械体操で体を動かしたりなど、若者らしいアクティブな一面もある。
そこで今回は、アクティブな日々を送る鳥羽さんに「日産リーフ」のある暮らしを体験してもらい、EVを賢く生活に組み込むことで効率的な時間の使い方とEVの経済性が両立する「スマートEVライフ」を提案したい。
EVと言えば、次世代のクルマであると同時に「充電に時間がかかって不便そう」というイメージを思い浮かべる人もいるはずだ。実際にEVは設置された充電スポットで1回30分単位の充電を行うが、30分ではバッテリーを満充電にすることは厳しい。8割から9割の充電が完了すると、充電スピードを落としてバッテリーへの負荷を抑える仕組みを備えているからだ。ガソリン車が5分程度の給油で満タンにできることを考えると、充電に手間がかかるイメージが拭い切れないのは事実だ。
とはいえ、満タンにする度に5000〜8000円ほどかかるガソリン車と比べると、わずかな電気代で充電でき、定期的なエンジンオイルの交換すら必要ないEVの圧倒的な経済性に大きな魅力を感じる人もいるだろう。EVに乗り換えてから、クルマを使った移動が大幅に増えたというオーナーの声もある。
今回、EVを体験してもらう鳥羽さんの1日はブログの執筆から始まる。朝早くに起きると、愛用のノートPC「Surface Book」にこだわりの高級キーボード「HHKB Professional BT」を組み合わせ、記事に入れ込むテキストをサクサクと打ち込んでいく。いずれも高価なデバイスだが、「身体の一部だと言っても過言ではありません。頭に浮かんだ言葉をすらすらと紡いでいけます」と、モノの良さを分かりやすく言葉にする。ブログに支持が集まるのも、こういった人柄が出ているのが理由かもしれない。
とある日、鳥羽さんがいつものようにPCに向かって作業をしていると、ふと「ブログのレイアウトや写真の撮り方に新しいアイデアがほしい」と、情報収集のために街へ繰り出すことに。「日産リーフ」に乗って訪れたのは東京都世田谷区・駒沢にあるブックストア・ギャラリーの「SNOW SHOVELING」だ。
“出会い系本屋”を自称するこのお店。本や本にまつわる雑貨、家具などを展示しており、店にあるほとんどのモノが購入できる。特定著者のファンを集めた“読書会”のようなイベントも人気で、知る人ぞ知る穴場的スポットだ。
「そうだ、ブログのレイアウトはこんな風にしてみよう」──海外の雑誌などからインスピレーションを受けたところで、彼は店内で提供されているコーヒーを飲みながらPCを開いて作業し始める……かとおもいきや、本を片手に「日産リーフ」に乗り込んだ。向かったのは近くの日産ディーラーだ。
慣れた手つきで併設された充電スポットに「日産リーフ」を接続すると、コーヒーショップで買ったコーヒーを片手に車内でブログの執筆を始めた。先ほどのブックストアで作業を続けるのもいいが、その時間を「日産リーフ」の充電時間に充てることで、効率的に時間を過ごしているのだ。
「リーフを充電しながらでもエアコンやオーディオが使えます。すごく集中できる自分だけの最高なプライベート空間になりますよ」(鳥羽さん)
このとき、特に「日産リーフ」のバッテリー残量が残りわずかだったというわけではない。日々の空き時間やクルマの中で行える作業があるときに10分でも充電スポットに立ち寄っておけば、いざクルマで出掛けたくなったときにバッテリー残量で慌てる必要がない。こういった工夫を重ねることで、EVの使い勝手は向上する。
30分間の充電を終えたところで、鳥羽さんは気分転換に海沿いまで足を伸ばすことに。「思い立ったときに、思い立ったところへ行ける」──時刻表や路線に縛られないクルマを所有する喜びは、EVならもっと大きく感じられる。モーター駆動ならではの軽快な加速性能と、アクセルペダルの操作で発進、加減速、停止をコントロールできる日産の「e-Pedal」による快適な走りは、一度体験した人を夢中にさせる魅力がある。
「実家に同じクラスのガソリン車があるのですが、EVは走りが全然違うのでびっくりしています」(鳥羽さん)
首都高速を使ってやってきたのは、東京湾に面した都立公園の葛西海浜公園。隣接する葛西臨海公園を横切って大きな橋を渡ると、そこは広い砂浜の西なぎさが現れる。鳥羽さんが普段からかばんに忍ばせているミラーレスカメラ「Leica T」と、アルミで本体とのマッチが気に入っている交換レンズ「Leica エルマリートTL 18F2.8 ASPH SILVER」の組み合わせで風景をひたすら切り取っていく。
Leica Tは持ち運びやすいコンパクトなカメラだが、写りは「“ライカっぽい”艷やかで質感を覚える仕上がり」とのこと。
真夏の海の風景をメモリに収めたところで、続いて近場のホームセンターへ向かうことに。鳥羽さんは部屋の書斎を組み立てたり、家具をDIYしたりするのも趣味の1つ。部屋の雰囲気に合う家具や道具をいつも探し求めているという。
道中では、自動車専用道路の単一車線で使える自動運転技術「プロパイロット」を活用。前を走っているクルマを認識して車速や車間距離を維持したり、車線中央を維持するように自動でステアリングをコントロールしたりできる。これには鳥羽さんも「人間よりも運転がうまいです。ピアノの自動演奏みたいな感じがしました。数十年後はこれが当たり前になるのかもしれませんね」と驚いた。
最新の自動運転技術を堪能しながらやってきたのは、東京都江東区にある「スーパービバホーム豊洲店」。ここはグループ都内最大級の大型ホームセンターで、都心に住むDIY好きのオアシスのような場所だ。駐車場は850台分も用意されており、クルマでも買い物に来やすい立地だ。
今回は、ブログに掲載するグッズの写真を撮る“ブツ撮り”用の撮影ブースを検討中とのことで、ベニヤ板や木材を中心に素材を探して店内を歩き回る。鳥羽さんは無類のガジェット好き。インパクトドライバーもガジェットに含まれるようで、テンションが上がっていたのが印象的だった。
スーパービバホーム豊洲店からの帰り道、「久しぶりに体を動かしたくなった」と鳥羽さん。以前から気になっていた江東区・有明にあるランナーサポート施設「ジョグポート有明」に寄り道することに。
この施設は東京マラソン財団がプロデュースしており、ウェアやシューズをその場でレンタルできる他、ロッカールームやシャワールームも完備している。手ぶらでやってきてベイエリア周辺をランニングできることから、仕事帰りのビジネスパーソンを中心に人気のスポットだ。連日にわたって著名なランナーやトレーナーを呼んだランイベントも開催している。
鳥羽さんも早速ランニングウェアに身を包み、有明周辺を走る。今年は暑さが厳しいが海沿いの風を切って走るのは気持ちがいい。
ちなみに、乗ってきた「日産リーフ」は駐車場に用意された充電スポットで充電中。今や急速充電器を備える充電スポットの数は日本全国で7400カ所を超え、普通充電器を含めれば2万9400カ所にも上る。行った先々で、ついでに充電しておくような賢い使い方も難しくない。
ランニングを終えてシャワーで汗を流し、すがすがしい気持ちで帰路へ。運動した後でも、プロパイロットによる支援があれば運転の負担を感じにくい。モビリティーとしてのクルマの存在価値が一段上がったような感覚だ。
「日産リーフ」の航続距離が増えたことで、今はマンションなど自宅に充電設備がなくても普段の使い方を工夫すればEVを十分に活用できると感じるオーナーも増えつつある。
クルマ本体の魅力もさることながら、EVならではのメリットとして「ランニングコストの低さ」は特筆すべきものがある。日産自動車が提供するサポートプラン「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2(ZESP2) 使いホーダイプラン」に加入すると、月額2000円(税別)で、全国約5700基以上の急速充電機が使い放題になる。費用を気にすることなく、気軽に充電スポットへ立ち寄れる。
今回は鳥羽さんのライフスタイルとEVを当てはめてみたが、あなたも時間の使い方を工夫するスマートなライフスタイルで、ランニングコストの低さが魅力の「日産リーフ」を検討してみてはいかがだろうか。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2018年9月6日