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» 2019年03月01日 10時00分 公開

英語習得を極限まで効率化 「ENGLISH COMPANY」の恵学社に聞く「学び方改革」 (1/2)

「第二言語習得研究」を用いた英語習得の効率化をうたい、忙しいビジネスパーソンを中心に支持を集めている「ENGLISH COMPANY」。その科学的なアプローチに迫る。

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 「働き方改革」のかけ声の下、仕事効率化の気運が高まっている。早く帰ってできた時間を使ってスキルアップのために英語を学習したい。そんなビジネスパーソンたちに支持されているのが、効率的な英語習得を掲げる「StudyHacker ENGLISH COMPANY」(以下、ENGLISH COMPANY)だ。

恵学社の岡健作社長(東京・新宿スタジオにて)

 ENGLISH COMPANYを運営する恵学社は、2010年に京都で誕生した“教育ベンチャー”。医学部や難関大学を目指す予備校としてスタートし、2015年にENGLISH COMPANYを立ち上げた。現在では関東と関西を中心に13のスタジオ(教室)を持つまでに成長した。3カ月間の短期集中プログラムで英語力を一気に引き上げるというENGLISH COMPANYは、600人以上の入会希望者が順番を待っているという人気ぶり。

 急成長するベンチャー企業は、競合他社にない武器を持っているもの。恵学社の場合は創業メンバーが専門としていた「第二言語習得研究」(SLA:Second-Language Acquisition)が大きな特徴になっている。SLAとは何か。それをベースにしたENGLISH COMPANYのプログラムはなぜ多くの人に支持されているのか。恵学社の岡健作社長に詳しい話を聞いた。

科学的な知見に基づく効率的な学習方法

 「SLAは、人が母語(第一言語)以外の言語を習得するメカニズムとプロセスを解明することで、第二言語の効率的な習得を目指す学問です。1960年代に研究が始まり、科学的な知見に基づく効果的な学習方法を提示してきました」と岡氏。その中にはそれまでの常識を覆す内容も多々あった。

 例えば日本の語学教育では、「読み」と「書き」がセットだと考えられていることが多い。しかしSLAで「リーディング」(読み)と同じようなスキルだと考えられているのは「リスニング」(聞き取り)だ。視覚と聴覚という違いはあっても、どちらも英語を「理解する」スキルであることは変わらない。脳内の処理プロセスが似ているため、一緒に鍛えていくと学習効率が上がるのだという。

 またSLAにおいては、乳幼児と大人では、第二言語の習得メカニズムや、効率の良い学習方法は異なると考えられている。大人の場合、まず身に付けておいたほうが効率的なのが、単語や文法といった基礎知識。「語彙(ごい)が足りないと話せることは限られます。いきなり英会話を初めてもあまり練習にはなりません」(岡氏)。次はリーディングやリスニングといったインプットの訓練を通じて、レセプティブスキル(受容スキル)を養う。スピーキングやライティングといったプロダクティブスキル(産出スキル)はその後だ。正しい順番で学習すれば効率は上がるが、間違えていると学習している人が無駄に悩むことになりかねない。

 このような知見を基に学習者に対してアドバイスを行うのが、パーソナルトレーナーと呼ばれる英語習得の専門家だ。ENGLISH COMPANYでは、日本人のパーソナルトレーナーが多数在籍し、学習者と1対1の個別指導の形で、コンサルティングとトレーニングの両方を担当する。

 岡社長によると、パーソナルトレーナーは学習者のつまずいた場所を的確に見抜き、正しい「最短ルート」を示すナビゲーターのような存在だという。

パーソナルトレーナーによるコンサルティング

 英会話ならネイティブスピーカーに学ぶのが近道という意見もあるが、岡社長の考えは違う。むしろ、早急な英会話練習は典型的な「挫折パターン」の一つだと指摘する。「ネイティブスピーカーとの会話は、スポーツに例えると練習試合のようなもの。でも、練習試合そのものには力をつける効果はそれほどありません。基礎的な練習でつけた力を試し、課題を明確にするために行うのが練習試合です」(岡社長)

 ここでいう基礎的な練習とは、例えば英語の文法や語彙などの知識の獲得。語彙が足りない状態では話せることも限られる。単語を知らなければそれについて何かを言うことは難しいし、文法を知らなければ意味を理解するのは困難だ。また、相手の言っていることを聞き取るリスニング能力も、基礎的な練習として重要だ。リスニングのスキルは集中的なトレーニングを行うのが効果的。英会話を繰り返すことで「慣れる」という方法では時間がかかるし、むしろ英語やネイティブスピーカーに対して苦手意識を持ってしまう原因になりかねない。

独自制作の動画教材にもSLAの知見が生きている

 ENGLISH COMPANYのトレーナーは、学習者がどこに課題を抱えているのかを的確に見抜けなければならない。「例えば一口に『リスニングが苦手』といっても、実はさまざまな課題があります。英語を聞き取るには、相手が発した音(声)を単語として認識する『音声知覚』、英文の意味を『理解』するという2つのプロセスがあります。『音声知覚』ができていないのに一足飛びに『理解』しようとしても無理です」と岡社長。トレーナーはこうした課題を適宜指摘し、無駄な学習にかける時間をなくすことで英語習得の効率化を図っている。

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提供:株式会社 恵学社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2019年3月9日