　トヨタ自動車とソフトバンクが設立したモビリティー企業MONET Technologies（モネ・テクノロジーズ）は9月28日、企業や自治体が、MaaS（Mobility as a Service:サービスとしてのモビリティ）のシステム開発に活用できるさまざまなAPIを提供する「MONETマーケットプレイス」を正式オープンした。

　第1弾として、クレジットカードとPayPayで決済できるAPI（MONET提供）、全国の天気予報を1時間ごとに取得できるAPI（ウェザーニューズ提供）、全国の観光スポット情報やイベント情報などを取得できるAPI（JTBパブリッシング提供）などを公開した。

　MONETマーケットプレイスにAPIを提供する企業も募っている。

　MONETマーケットプレイスは、企業や自治体のMaaSの実現を支援するプラットフォーム「MONETプラットフォーム」の一部として提供する。

トヨタとソフトバンクの「モネ」、勤務先まで送迎　丸の内でシャトルバス実証実験
ソフトバンクとトヨタが設立したMONET Technologiesが「オンデマンド通勤シャトル」の実証実験を都内で行う。丸の内に通うビジネスマンを送迎する。
トヨタとソフトバンクの新会社、シャトルバス提供へ　企業・自治体向けに
トヨタとソフトバンクが設立したMONET Technologiesが、企業や自治体向けにシャトルバスのサービスを始める。将来は自動運転技術も活用する。
「20年前、孫社長の誘いを断った」　豊田社長が語る、トヨタがソフトバンクと手を組んだ理由
トヨタとソフトバンクの共同出資による新会社の発表会で、トヨタの豊田社長がソフトバンクグループの孫社長との出会いと、提携に至った理由を話した。
ソフトバンク、トヨタと提携　モビリティー事業で新会社
トヨタとソフトバンクが自動運転車を使った配車サービスなど、モビリティーサービスの提供を見据えた新会社を共同出資で設立する。