X68000用「イースI&II」、21年3月発売 PC-88版を忠実に移植 フロッピーディスク2枚組で
レトロPCとゲームの専門店「BEEP」を運営する三月うさぎの森(埼玉県羽生市)は、X68000用ゲームソフト「イースI&II(For X68000)(仮)」を2021年3月9日に発売すると発表した。価格は8800円(税別)。BEEPの通販サイトと秋葉原の店舗で販売する。
1987年から88年にかけて日本ファルコムが販売したPC-8801用のオリジナル版「イースI」「イースII」を忠実に再現した。イースIは1991年にもX68000版を電波新聞社が発売しているが、三月うさぎの森BEEPゲーム制作室でプロデューサーを務める丸山満さんによると、内容は異なるという。
「今回はPC-8801版のプログラムや音楽、グラフィックを再現するプラットフォームとしてX68000を使った。8bit機と16bit機の性能差を活用して遊びやすくなっている」。具体的には、画面のスクロールがPC-8801版より滑らかになり、セーブテータ用ディスクが不要になった。
パッケージは5インチフロッピーディスク2枚組あるいは3.5インチフロッピーディスク2枚組の2バージョン。マニュアルが付属する。
BEEPゲーム制作室は2019年の「コットンX68000」など、これまでに4作品のレトロゲームを移植してきた。いずれもフロッピーディスクを使っていたため、その時の在庫が尽きれば販売終了となるが、イースI&IIは1000セットほど用意できそうだと丸山さん。
「問題は、動作するX68000がどれだけ残っているか。持っている人がいたらぜひ遊んでほしい」
34年の時を経て実現した人気ゲームの移植発表には当時の関連企業も反応。日本ファルコムはプレスリリースを出し、X68000シリーズを作っていたシャープの公式Twitterアカウントは一言「フロッピーで発売」とつぶやいた。BEEPの秋葉原店は動作する「X68000XVI」を紹介している。
イースシリーズは、1980年代から現在に至るまで日本ファルコムの看板商品となっているアクションRPG。イースIとIIはPC-8801 mkII SR以降用として登場したが、続編やリメイク版はスーパーファミコンやPCエンジン、Windowsなど幅広いプラットフォームに展開している。
【訂正:11月25日18時46分 初出時、商品構成の記述に誤りがありました。正しくは5インチフロッピー2枚組と3.5インチフロッピー2枚組の2バージョンです。おわびして訂正いたします】
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