G-SHOCKの思想が光る「GM-B2100」 八角形ベゼルの2100シリーズ、新作はフルメタルモデル 磨き上げた外装と機能 魅力は?

カシオのG-SHOCKが新たな進化を遂げた。人気モデル「2100シリーズ」の新作フルメタルモデル「GM-B2100」は、フルメタルシリーズで最薄を実現している。手に取ると、磨き抜かれたその魅力が伝わってきた。

» 2022年07月29日 10時00分 公開
[橘十徳PR/ITmedia]
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 落としても壊れない腕時計を作る――1983年にG-SHOCKの初代モデル「DW-5000C」が誕生してから約40年、「タフネス」を筆頭とするコンセプトは後続モデルに脈々と受け継がれてきた。

 その一つ、デジタル・アナログコンビネーションモデル「2100シリーズ」の系譜上で大きなブレークスルーを起こす腕時計を、カシオ計算機が2022年8月12日に発売する。それがフルメタルモデル「GM-B2100」だ。

 同社は22年に展開するモデルの中で、GM-B2100をフラグシップモデルに位置付けている。今回は一足先に実機を触って使い心地を味わい尽くして、その魅力をお伝えする。

photo 3色展開のGM-B2100

2100シリーズのコンセプトを継承 フルメタルシリーズで最薄

 2100シリーズはデジタル時計とアナログ時計を融合したモデルで、DW-5000Cの特徴である八角形ベゼルを採用している。19年に樹脂素材を使ったモデルを発売して、大きな人気を集めた。これを受けて、21年にはベゼルにステンレスを採用したメタルカバードモデルの「GM-2100」をリリース。22年5月に樹脂モデルのBLE(Bluetooth Low Energy)対応ソーラーバージョン「GA-B2100」を発売するなど、新モデルを続々と展開している。この2100シリーズの最新モデルがGM-B2100だ。

photo ベゼルだけでなくベルトにもメタル素材を採用している

 2100シリーズに共通するのは、なんといってもその薄さだ。G-SHOCKというと、頑丈で厚みのある姿を思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし2100シリーズは薄くてスタイリッシュなデザインが特長だ。GM-B2100の厚さは12.8mmで、これはフルメタルシリーズの中で最も薄い。これならシャツの袖口にもすっきり収まるので、ビジネスシーンで身に着けても全く違和感がない。

 あまりの薄さに忘れそうになるが、GM-B2100はフルメタルモデルだ。ベゼルだけでなくスクリューバックケースやバンドにもステンレスを採用している。スーツにも馴染む大人のデザインで「G-SHOCKは大好きだけど、デザインが重々しいから仕事中に使うのは遠慮しがち」という人にぜひおすすめしたい。

photo ビジネスシーンにも合うシンプルなデザインに仕上がっている

カシオが持つ技術の粋を集めたモデル

 デザインはもちろんのこと、機能面も充実している。まずGM-B2100はBLEソーラーモジュールを備えている。そして2100シリーズのコンセプト「スリム&コンパクト」を体現しながら、スマートフォンとの連携機能「モバイルリンク」を搭載している優れものだ。まさに2100シリーズの集大成といえる時計に仕上がっている。

 フルメタルのスクリューバックケースを搭載しつつ薄型化を実現できたのは、カシオ独自の高密度実装技術を活用したからだ。見た目だけではなく着け心地もよく、メタルバンドなのに腕にぴったりとフィットして重さも気にならない。

 もちろん、G-SHOCKのアイデンティティーともいえる耐衝撃構造は健在だ。ベゼルとケースの間にファインレジン製の緩衝材を実装することで、メタル外装による頑丈な耐衝撃構造を実現している。万が一落としても、その衝撃からモジュールをしっかりと保護できる。

photo スリムでコンパクトな外観とG-SHOCKならではの耐久性を両立している

微細加工技術を駆使 高い質感を実現した

 フルメタルモデルの美麗さは、実物を手にするとよく分かる。ステンレス製のベゼルは手間の掛かる鍛造と切削、研磨加工を経て立体的に成型している。天面には円周状のヘアライン加工を、斜面にはミラー研磨を施した作りで、その対比が実に美しい。自分の顔が映るほどの滑らかな斜面に思わず見入ってしまう。

 ダイヤル(文字板)も特注品だ。カシオの山形工場が持つ微細加工技術を使い、繊細な造形とコーティングを施すことでメタリックの質感を表現している。バンド部分は両端を飾るディンプル(円形のくぼみ)がデザインのアクセントになっており、スリムながらもG-SHOCKらしいタフなイメージを想起させる。

photo バンドの両端に施されたディンプル

メタリックな質感が際立つ3色を展開

 フルメタルモデルの魅力を際立たせるのが、GM-B2100で展開する3種類の色――GM-B2100D(シルバー)、GM-B2100GD(ローズゴールド)、GM-B2100BD(ブラック)だ。

 まずはシルバーのGM-B2100Dから見ていく。メタルならではの存在感を放っており、ビジネスシーンにも似合う上品な銀色でクールな腕元を演出できる。黒い文字板とのコントラストが絶妙でとても格好いい。

 次のGM-B2100GDは、IP(イオンプレーティング)処理による鮮やかなローズゴールドカラーの発色が特長だ。カッパー(銅)を思わせる独特の色合いが魅力に写る。光の加減によって、きらびやかにも落ち着いた感じにも見える不思議な色が印象深い。フォーマルな服とも、ジーンズなどカジュアルなファッションとも相性がよさそうだ。

 そしてGM-B2100BDは“漆黒”という感じではなく、ガンメタルを思わせる渋いブラックだ。この色にひと目で魅せられてしまった。IP処理で適度な光沢感に落ち着いたブラックは実に高級感があり、まさに“大人の黒”だ。精悍(せいかん)な印象でメタルの質感を存分に味わえる。

 どの色も魅力的で、そのよさを写真では伝えきれないのが心苦しい。GM-B2100を選ぶときは、ぜひ店頭で実際に時計を手に取り、さまざまな角度から各色をじっくり見比べてほしい。

photo 左からGM-B2100BD、GM-B2100GD、GM-B2100D
photo GM-B2100GDはきらびやかな光を放っている
photo 光量が少ない環境ではぐっと落ち着いた雰囲気の色になる
photo GM-B2100BDは黒すぎないところが魅力だ
photo 日の光をたっぷり浴びるとチタンのようにも見えて格好いい

メタル外装に似合う上質な文字板デザイン

 ここまで時計全体を見てきたが、文字板のデザインにも注目してほしい。文字板は2枚構成になっており、インダイヤル部と液晶部で異なる仕上げになっている。

 文字板ことインダイヤルリングには微細な挽き目とコーティングを施しており、レーザー溶接で盤面に固定している。これらはカシオの精密な金型技術を駆使したもので、複雑な形状の成形と緻密な表面加工を両立している。

 さらに、立体造形が目を引くインデックスや小針もコーティングしており、メタリックな質感たっぷりで文字板を見る喜びが生まれる。総じていえば、メタル外装によく似合う文字板デザインだ。

 この文字板をより魅力的にしているのが、LEDライトによる「スーパーイルミネーター」だ。盤面の5時の位置に高輝度なLEDを搭載しており、暗所でも時刻をしっかり確認できる。暗闇の中、強い光源に照らされた文字板は金属の質感が相まって美しい。

photo スーパーイルミネーターを点灯した様子

Bluetoothでスマホと連携 使える機能が飛躍的に増える

 ここまで外装に着目してきたので、機能面もアピールしておきたい。GM-B2100はBluetooth通信でスマホと連携することで、使える機能が飛躍的に増える。

 専用のスマホアプリ「CASIO WATCHES」(iOS/Android)を使うと、1日4回の「自動時刻調整」機能によって正確な時間を確認できる。その他、約300都市に対応した「ワールドタイム」や、時計のボタン操作を押すと日時と位置情報を地図上に記録できるタイム&プレイス」、アプリで設定した予定が近づくとリマインド通知する「リマインダー」といった機能を用意している。

 いつも腕に着けている腕時計ならではの機能が「携帯電話探索」だ。連携したスマホの置き場所を忘れた際などに、GM-B2100を操作してスマホから音を鳴らせる。スマホがマナーモードでも強制的に音を鳴らせるので便利だ。

 あまり大々的な告知を見かけないが便利だったのは、アプリ内で時計の充電量を確認できる機能だ。GM-B2100はソーラー充電なので、充電量が少ない場合はあらかじめ太陽光に当てて充電するといった対策を取れる。

外装も機能も磨き抜かれたGM-B2100 手に取れば魅力に気が付く

 GM-B2100は、フルメタルの外装はもちろん機能に至るまで磨き抜かれた腕時計だ。G-SHOCKの初代から続く洗練されたデザインと、強靭さに代表されるコンセプトをしっかり受け継いでいる。そこからさらに、フルメタルモデルとしての徹底的なこだわりが光っている。まさに2100シリーズの決定版といえる出来栄えだ。

 G-SHOCKファンなら見逃せないモデルであり、アウトドアからビジネスシーンまで場所を選ばず使えるモデルとして幅広く受け入れられるはずだ。カシオが丹精を込めて作ったGM-B2100を、まずは手にとってみてほしい。そうすれば自ずとその魅力に気が付くはずだ。

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提供:カシオ計算機株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2022年8月28日

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