腕時計×レーシングカー「ステアリング」 カシオ新モデル「RACING MULTICOLOR SERIES」登場 文字板に“計測メーター” カッコよさを写真で伝える

モータースポーツをコンセプトにした腕時計「EDIFICE」シリーズ。その新作「RACING MULTICOLOR SERIES」は、レーシングカーの「ステアリング」がモチーフだ。デザインと機能それぞれの魅力を、たっぷりの写真でお届けする。

» 2023年02月28日 10時00分 公開
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 カシオ計算機が展開する、モータースポーツをコンセプトにした腕時計ブランド「EDIFICE」。そこに新たなシリーズが加わった。レーシングカーの「ステアリング」(ハンドルなどを含む操舵装置)をモチーフにし、巧みな色遣いとデザインで盤面に落とし込んだ「RACING MULTICOLOR SERIES」だ。

 カシオの開発陣がステアリングに刺激を受け、実現に至った本モデルの特長は色鮮やかな秒針にある。そもそもレーシングカーのステアリングには十数個のボタンやダイヤルが付いており、高速で走る中でも操作を誤らないようカラフルに色分けされている。

 実は、その工夫が腕時計にピタリと一致した。精確に時を刻むカシオの腕時計にとって、秒針の視認性が重要だ。特にモータースポーツの現場スケジュールは秒単位が珍しくなく、素早く時間を確認できるカラー秒針はRACING MULTICOLOR SERIESにおける大きな強みだ。

photo レーシングカーのステアリングとRACING MULTICOLOR SERIESを並べると、その親和性の高さがよく分かる

 RACING MULTICOLOR SERIESは機能面でもモータースポーツを強く意識している。代表的なのがレース観戦に役立つ「スピードインジケーター」機能だ。専用アプリでスマートフォンと腕時計をリンクし、コースの全長を入力した上でラップタイムを計測すると、平均速度を算出できる。またレーシングチームから「ワールドタイムの設定をスマホで簡単にできるのが便利」とコメントをもらったとカシオの担当者は明かす。

 さて、このRACING MULTICOLOR SERIESでは「ECB-900YMP-1AJF」「ECB-950YMP-1AJF」の2モデルを展開している。見れば見るほど、触れば触るほど、その美しさに引き込まれる。ここからは、たっぷりの写真を通してその魅力と使い勝手をお届けしよう。

photo RACING MULTICOLOR SERIESの2モデル。ECB-900YMP-1AJF(左)とECB-950YMP-1AJF(右)

文字板に漂う“モータースポーツらしさ” 赤や黄色が演出するステアリング感

 腕時計の魅力は、機能や使い心地などさまざまな面がある。その中でもRACING MULTICOLOR SERIESで特筆すべきは、何といってもデザインだ。「当然カッコいいだろう」と心構えをしていたが、いざ実機を目にすると、やっぱりカッコいいと思ってしまった。手に持つとちょっとゴツくてワイルドな感じがあるが、文字板に配されたカラーがカッコいい。

 そんな第一印象も、本シリーズがレーシングカーのステアリングにインスパイアされたと聞けば納得。確かに緑や青、赤、黄の各色がレーシングカーのステアリングっぽいし、カラー秒針が文字板の黒色と相まって見やすい。フェイスもモータースポーツらしい雰囲気が漂っている。

photo ECB-950YMP-1AJFのフェイス。特に右下のメーター(とつい言っちゃう)が色もデザインもインストルメントパネルっぽい

“モータースポーツの世界”を体現する機能たち 実際の使用感は?

 モータースポーツコンセプトというだけあり、機能面もすごい。RACING MULTICOLOR SERIESというだけあって、実際のレース場なら、スピードインジケーター機能を使ってコースの全長とラップタイムを入力すれば平均速度を算出できる。もちろんデザインもモータースポーツを意識しており、ベゼルは自動車の走行時速を測る機能「タキメーター」仕様になっている。日常でもモータースポーツの空気感を感じられる気がする。

photo ベゼルには「TACHYMETER」と書かれている(ECB-900YMP-1AJF)

 デザインといえば、時刻表示モードのときは文字板の右下にあるインダイヤルがバッテリー残量を表す。燃料計をイメージさせるつくりで、FullとEmptyの表記をそのまま生かしている。タフソーラー仕様で、蛍光灯のような弱い光でも充電できるため、日常的に使っていればバッテリー切れはそんなに起こらないという。満充電すれば6カ月間も駆動する。

photo インダイヤルに表示されたバッテリー残量。燃料計をほうふつさせ、カッコいい。だいたい50%あたりを指している(ECB-900YMP-1AJF)

 このシリーズはアナログとデジタルが融合したモデルで、液晶パネルは用途に応じて姿を変える。日付と曜日の表示が基本。カーレースで目指すは1位。ということで、1月1日(日曜日)を記録しておく。「MODE」ボタンを押して液晶パネルの表示を切り替えられる。

photo 2023年1月1日は日曜日だった(ECB-900YMP-1AJF)

スマホとつないでできること 時刻切り替えもアプリで簡単に

 腕時計とスマホの専用アプリをBluetoothで接続して、スマホと連携すると細かい機能も使いやすい。モデルによって使用アプリが異なり、ECB-900YMP-1AJFなら「EDIFICE Connected」、ECB-950YMP-1AJFなら「CASIO WATCHES」を使う。

photo 3つ並んだうちの真ん中にあるBluetoothボタンを長押ししてスマホとつなぎ、各種機能を設定できる

 例えば「世界時計モード(ワールドタイム)」は世界の約300都市の時刻に対応しており、アプリで都市を指定すればすぐ反映される。もともと時計の針はホームタイム(いま滞在している場所のタイムゾーン)を表示しているが、出張や旅行などでタイムゾーンをまたぐ場合、ホームタイムを滞在する都市の時間に合わせられる。

 アプリを使えば、それが簡単にできる。アプリから都市を選んで切り替えを実行すると、EDIFICEの長針と短針が移動して新しい時刻を指す。

 実際にその時刻まで針が何回転も動くのでタイムゾーンの切り替わりが分かりやすいし、素早く滑らかに動くため視覚的にもカッコいい。滞在先に到着したらスマホからさっと切り替え、また帰国したら戻す。世界を股にかけて活躍する人には欠かせない機能だ。

photo 滞在先のタイムゾーン(ワールドタイム)と現在のタイムゾーン(ホームタイム)を簡単に切り替えられる
photo 針がその時刻まで回転するのだ

 また「ストップウォッチ」機能では、計測したラップタイムなどのデータをスマホに転送できる。時計本体で200ラップまで記録でき、1000分の1秒単位で表示(1時間以上たつと0.1秒単位になる)するなど、さすがコンマ何秒を競うモータースポーツがモチーフだと感心する。

photo ストップウォッチ機能で計測してみた(ECB-950YMP-1AJF)

 スマホに接続することで使える機能は、時刻の自動修正やタイマー、アラームなど盛りだくさんだ。携帯電話の探索機能もユーザーからの評判がいいという。

RACING MULTICOLOR SERIESが見せるさまざまな表情

 いろいろなシーンで腕時計の写真を撮ってみた。撮影時には針の位置が大事だ。RACING MULTICOLOR SERIESには、2つのボタンを同時押しすることで、長針と短針を液晶に重ならないよう移動させられる「針退避機能」がある。もちろん便利だが、実際の時刻を表示しながらタイミングを待って撮るのも楽しいのだ。

 光の反射具合も絶妙だ。ベゼルやガラス面の美しさを、光の反射を使って撮りたいときは陽射しがあるときにいい角度を探すべし。次の写真は、本シリーズが採用しているサファイアガラスの透明感がよく表れている。傷に強いガラスなので、レーシングチームのメカニックが活躍する過酷な現場でも安心して使える。

photo 太陽光をぐっと強めに当ててみた(ECB-900YMP-1AJF)

暗い夜にも映える 腕時計のライトがいい感じ

 夜の撮影にもポイントがある。盤面にある2つの液晶モニターは、外光の反射を利用して表示する形式なので夜は見えづらい。そこでライトを光らせるわけだが、それがなかなかいいのである。

 撮るなら真っ暗より、ほんのちょっと明るさが出てきたころがいいなと思い、真冬の日の出直前を狙ったら寒かった。そりゃ寒いわ。

 でも日の出直前の、青い光りや背景の雰囲気が良かったのである。ライト点灯前と点灯時を続けてお見せする。液晶パネルだけでなく、文字板の下の方でぽわっと光るのがいい。高輝度のLEDライトのおかげで、全体がほわっと明るくなるのである。

photo おもむろにライトをつける。これでワールドタイムもストップウォッチの計測結果もはっきり確認できる(ECB-950YMP-1AJF)

 

 また、手がふさがっていてライトのボタンを押せないケースがある。どうしても片手を離せないシチュエーション。そんなときの救世主がフルオートライト機能だ。水平になっている手首を自分の方に傾けるだけで、数秒間ライトが点灯するのだ。明暗を自動識別するので、暗所で時計を見たいときだけ自動点灯するのだ。機能のオンオフは設定で変えられる。日常の利用ではぜひオンにしておきたい。役立つ上に光り方がカッコいいからだ。

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EDIFICEの伝統を継ぐモデル、工具がモチーフのモデル

 最後に、2モデルの違いをしっかりお伝えしたい。ECB-900YMP-1AJFとECB-950YMP-1AJFの大きな違いはデザインだ。それぞれ詳しく紹介する。

ECB-900YMP-1AJF:EDIFICEシリーズの円形ベゼルを受け継ぐ

 ECB-900YMP-1AJFは、従来のEDIFICEシリーズを受け継いだ円形のベゼルが特徴だ。バンドは手にフィットしやすいソフトウレタン製で、ハニカムパターンを施している。さらに外れにくいよう、先端部が矢尻状になっている。

photo ECB-900YMP-1AJFは、EDIFICEシリーズの伝統的な円形ベゼルを採用している

ECB-950YMP-1AJF:工具から着想を得た八角形のベゼル

 もう一つのECB-950YMP-1AJFは、八角形がベースのベゼルだ。カシオいわく「ガレージのさまざまな工具から着想を得た」のこと。確かにこっちの方がメカっぽい。

photo 角が丸みを帯びている八角形のベゼルがポイント。全体のデザインも少しメカやナットっぽい

優れた機能 でも、デザインで選んでもいい

 カッコいいので、つい腕時計をあちこち連れ回してしまった。でもそんな気分にさせてくれる。では最後に、レーシングカーのステアリングにインスパイアされたということで一枚。ああ、確かに似合うわ。

photo ステアリングを握る手にはめてみた。(ECB-950YMP-1AJF)

 レーシングカーじゃなくても、ステアリングを握っていると似合いますわ。このECB-900YMP-1AJFとECB-950YMP-1AJFは、平均速度を測ったり、周回コースでラップを測ったりとレース好き、車好き向けの機能を搭載している。もちろんそれは大きな特長だが、デザインに引かれたから、カッコいいからという理由で選んでもいいのだ。

 どちらがいいかは完全にお好みだ。ベーシックで幅広く似合うECB-900YMP-1AJFか、メカニックな感じが印象的なECB-950YMP-1AJFか。この魅力は実機を手に取ると分かる。ぜひカッコよさに触れてほしい。

レーサー・谷口信輝氏が語るRACING MULTICOLOR SERIESの“良さ”

photo 谷口信輝氏

 モータースポーツに携わる人たちは時の中で生きています。1000分の1秒で競っているから、正確な時間を刻んでもらうのが大切です――国内トップクラスのレーサーである谷口信輝さんはこう話す。

 レース中こそ腕時計を着けられないが、ミーティングなど仕事中から日常シーンまでカシオの腕時計を使っているという谷口氏。カシオの腕時計は時刻が正確なため安心感や信頼感があると話し、特に今回のRACING MULTICOLOR SERIESは“レース感”が表れていて、レーサーでなくてもレーシングカーやレースを身近に感じられると評価する。

 「カシオのEDIFICEはレース好きの人に人気な腕時計で、すぐに売り切れてしまうこともあると聞きます。今回のモデルも、迷っているならすぐ手に取ったほうがいいかもしれませんね」(谷口氏)


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提供:カシオ計算機株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2023年3月27日

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