「ChatGPT」をLINEで使える「AIチャットくん」、ユーザー50万人突破　チャットは600万超

» 2023年03月13日 13時52分公開

[ITmedia]

　ソフトウェア開発を手掛けるpicon（東京都渋谷区）は3月13日、対話型AI「ChatGPT」のAPIを活用したLINEbot「AIチャットくん」の累計ユーザー数が50万人を超えたと発表した。3月2日のリリースから10日で達成した。

　AIチャットくんは、LINE上でChatGPTの機能が使えるサービス。1日5回のやりとりまで無料で利用でき、月額980円のプレミアムプランに加入すれば、無制限に利用できる。10日間でやりとりされたチャットはすでに600万を超えているという。

　ChatGPTは、提供元の米OpenAIが1日にAPIの提供を開始。さまざまな企業・個人がプロダクトに組み込んで提供するなど、利用が広がっている。

LINE上でAIチャットくんをつかってみたところ

GMOグループ「ChatGPT」の業務活用を開始　賞金1000万円のコンテストも
GMOインターネットグループは3月10日、「ChatGPT」の積極的な業務活用を開始したと発表した。グループ全体で活用を推奨し、業務効率化や新サービスの検証などに活用する。
GPTを超える大規模言語アーキテクチャ「Hyena」とは何か？
広く使われているGPT3やChatGPTといったいわゆる「Transformer（トランスフォーマー）」というモデルは、パラメータ数が多く、しかも計算量が膨大であるため、利用料金が高い上に動作が遅いと言う問題がある。Hyenaの特徴は、まずGPTに比べて計算量が圧倒的に少ないことだ。
「ChatGPT」についての記事数は2.5倍に　報道増加の要因は？
　Webメディアをモニタリングできるツール「Qlipper」を運営するトドオナダ（東京都港区）は、「Qlipper」のデータに基づき、「ChatGPT」に関するウェブニュースの分析を発表した。1月下旬以降「ChatGPT」の記事数は2.5倍、プレリリースは2倍となり、報道増加の一因には国内企業のChatGPT利用があることが分かった。
中国版ChatGPT、異常な盛り上がりでカオス　出オチでClubhouseの二の舞も……
米OpenAIが開発した、自然な対話や文章作成ができる対話型AI「ChatGPT」が世界に衝撃を与えている。中国でも大きな変革のうねりに乗り遅れまいとお祭り騒ぎで、カオスっぽくなっているが、中国の反応は日本のそれとはベクトルが異なる。
なぜ人々は、ChatGPTという“トリック"に振り回されるのか？　Google「Bard」参戦、チャットAI戦争の行方
OpenAIが2022年に発表した対話型AI「ChatGPT」の衝撃は、米国ビッグテック最強の一角であるGoogleを動揺させた。Googleは急ぎ「Bard」と名付けたチャットボットを投入し、巻き返しを図る。
話題の「ChatGPT」をLINEで使える「AIチャットくん」、リリース3日で累計20万ユーザー突破
ソフトウェア開発を手掛けるpiconが、対話型AI「ChatGPT」のAPIを活用したLINEbot「AIチャットくん」の累計ユーザー数が20万人を超えたと発表した。