Web会議の“質”を爆上げする最新モバイルPC「HP Dragonfly G4」 その実力を編集部が徹底検証

» 2023年10月16日 10時00分 公開
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 コロナ禍をきっかけに人々の働き方が大きく変化し、社内会議だけでなく営業活動や面接といった社外とのコミュニケーションにWeb会議ツールを活用することは、いまや一般的なビジネスシーンとして定着している。移動時間や距離の制約がなくなることで商談の機会が増え、商圏の拡大や新たな顧客獲得につながった、という人もいるはずだ。

 その一方、コロナ禍の影響が緩和される中で“リアル回帰”の流れも指摘されるようになった。そもそもの業務内容がオンラインで実施するのに適していなかったり、「体験の共有」が重要だったりと、Web会議を通じたコミュニケーションだけでは難しいケースもある。

 そこで現在は、これらのメリット・デメリットを踏まえながら、仕事の内容に合わせて最も生産性高く働ける場所を自由に選択して業務を遂行する「ハイブリッドワーク」が主流になりつつある。

 そのハイブリッドワーク向けのビジネスモバイルPCとして注目されているのが日本HPの「HP Dragonfly G4」だ。同製品はWeb会議の体験を向上させる機能を満載しており、高画質な5メガピクセルのPC内蔵カメラと外部カメラを同一画面上で表示する「マルチカメラ」機能が目玉となっている。

 また、リアルのホワイトボードを切り取って見せる「HP Keystone Correction」や、頭部や上半身の動きにカメラの画角が追従する「HP Auto Frame」、人物の肌を美しく見せる「HP Appearance Filter」など、「プレゼンをもっとよく見せたい」「重要な商談を成功させたい」という、多くのビジネスパーソンが抱く思いを最新テクノロジーで支援する機能が充実している。

 ここでは、最新の第13世代インテル® Core i7 プロセッサー(1355U)を搭載する「HP Dragonfly G4」を取り上げ、検証動画を交えながらその有用性を明らかにしていく。

検証1:「マルチカメラ」 2つのカメラを操り説得力のあるWebプレゼンを実現

 HP Dragonfly G4の注目機能であるマルチカメラは、PC内蔵カメラと外部カメラの映像を1つの画面として合成し、ZoomやMicrosoft TeamsといったWeb会議ツールの映像入力として利用できるようになるものだ。Web会議ツールのカメラ入力を「Hybrid Camera」に切り替えることですぐに合成映像に切り替わる。合成映像の画面は3パターンあり、メイン映像に小画面で映像を重ねるPiP(ピクチャー・イン・ピクチャー)も選択できる。ちなみにカメラの組み合わせは、内蔵カメラ+外部カメラのほか、外部カメラ+外部カメラの組み合わせも可能だ。それでは見ていこう。

検証動画「マルチカメラ」

 例えば、営業先で顧客に自社製品を見せる必要があるというケースでは、「Web会議で細部まで伝えるのは難しい」「やはり対面の商談でないと」と思いがちだが、相手が遠方の場合はコストがかかってしまう。こうした場合でも、マルチカメラがあれば外部カメラで自社製品の細部を見せつつ、自身の表情や話す姿も含めてしっかりと伝えられる。プレゼン力が大幅にアップするはずだ。

検証2:最新の第13世代インテル® Core i7 プロセッサーでWeb会議中のマルチタスクもサクサク!

 HP Dragonfly G4には、Web会議の体験・質を向上させる多くの機能を搭載している。ただし、これらの機能を同時利用する際に重要になるのがPCパフォーマンスだ。他のハイブリッドワーク向け機能を紹介する前に、性能面にフォーカスして検証を行う。

 本機に搭載される第13世代インテル® Core i7 プロセッサーは、 Pコア(高性能コア)とEコア(高効率コア)で構成される、第12世代インテル® Core プロセッサー・ファミリーの「ハイブリッド・アーキテクチャ」をさらに強化した最新CPUだ。

 ここではWeb会議中のマルチタスキングを想定し、さまざまな負荷をかけた状態でCPU使用率がどう推移するか検証した。

検証動画「CPUパフォーマンス(Web会議)」

 検証では、Zoomを立ち上げた状態から、内蔵カメラのオン、背景のぼかし、マルチカメラ、Webブラウザの画面共有、動画再生と、システムに負荷をかけてCPU使用率がどう推移するのかを見ている。

 結果、画面共有時のCPU使用率は70%前後、さらに動画を再生する最も負荷をかけた状態でも90%前後で推移しており、画面のカクつきなどは見られなかった。スペックの低いPCだと画面共有をするだけで画面がブラックアウトしてしまうこともあるが、HP Dragonfly G4ならWeb会議と並行して議事録を取ったり画面を共有したりしても快適に作業できるはずだ。

 またHP Dragonfly G4は、瞬時のOS起動や高速応答性(サスペンドからの復帰やアプリケーションの立ち上げ)、バッテリー駆動時間、高速な無線LAN(Wi-Fi 6E)など、ハイブリッドワークに適したスペック要件を満たすインテル® Evoプラットフォームに準拠する、いわば“インテルお墨付き”のモデル。ハイブリッドワーク向けPCを検討する際の有力候補になるだろう。

検証3:「HP Auto Frame」 動きのある演出が可能に

 HP Auto Frameは、カメラの被写体をフレームの中央に自動的に配置してくれるもの。「広い(上半身)」「縦(頭部と肩)」「狭い(頭部のみ)」の3つのモードから選択でき、細かい表情を伝えたいなら頭部のみ、動きを含めて見せたいなら上半身と、見せたい自分に合わせて使い分けられる。

検証動画「HP Auto Frame」

 今回の動画ではフレームの追従範囲を検証するため、PCから離れた位置でも試しているが、かなり広い範囲をカバーしているのが分かる。カメラからの距離によってはさすがに映像も粗くなるが、それでも映像が破綻していないのは、デジタルズームの範囲に余裕がある高精細な5メガピクセルカメラのおかげだろう。長時間に及ぶWeb会議では自分も相手も集中力が切れてしまいがちだが、動きのある演出を取り入れることで再び会議の内容に注意を向けやすくなるはずだ。

検証4:「HP Keystone Correction(ホワイトボード機能)」 まるで魔法? リアルのホワイトボードを切り取って表示

 次は「HP Keystone Correction」と呼ばれるホワイトボード機能だ。Web会議ではツール上に用意されたバーチャルなホワイトボードを使うこともあるが、HP Dragonfly G4に搭載されたホワイトボード機能は、会議室などに置かれたリアルのホワイトボードを映すためのものだ。ホワイトボードの輪郭を検出して傾きなどを補正し、Web会議の相手が見やすいように表示してくれる。実際の検証動画を見るとその便利さに驚くはずだ。

検証動画「HP Keystone Correction(ホワイトボード機能)」

 検証ではホワイトボードの輪郭検出・ゆがみ補正を分かりやすく伝えるため縦長のホワイトボードを使用した。結果は一目瞭然で、縦長でもしっかりと外枠を検出し、画面いっぱいに表示されている。また、ボード上に描かれた円のゆがみを見れば分かる通り、多少の傾きならほぼ正面から見た状態と変わらずに表示され、ホワイトボードをかなり横から映しても(さすがに円はゆがむが)判別できる程度まで補正している。

 アイデア出しの段階や抽象的な内容を議論する場合は、Web会議よりも会議室に集まってする方が早いという考え方もあるが、この機能を使えば概念図をホワイトボードに書き出して即座に相手と共有したり、思い付きのアイデアを集約したりといった作業がスムーズに進みそうだ。

検証5:「BRB」(HP Be Right Back) 会議のじゃまをせずに「ちょっと離席」

 BRB(HP Be Right Back)はWeb会議中の離席を明示する機能だ。画面には直前の静止画像をキャプチャーして表示する。

検証動画「BRB(Web会議の離席中表記)」

 Web会議中に離席する際、わざわざ離席を伝えるために議論をさえぎったりするのははばかられるし、チャット欄に書き込んでおいても相手が見落として離席中に話を振られてしまうことが往々にしてある。そんなときにこのBRBを使えばそうした事態を避けられる。ちょっとした便利機能だが使う機会はわりと多いかもしれない。

検証6:「HP Appearance Filter」 実はWeb会議のほうが顔を見られている? 印象を良くする補正機能

 HP Appearance Filterは映像の見栄えを良くする補正機能だ。ソフトフォーカスがかかった映像のように皴などが目立たなくなり、肌がきれいに見えるようになる。

検証動画「HP Appearance(外観) Filter」

 HP Appearance Filterは10段階で効果を設定でき、10に設定しても不自然にならない範囲で補正してくれるのが分かる。視覚情報の占める割合が多いWeb会議では、「見た目」は相手が受け取る印象を大きく左右する。高精細な内蔵カメラとあわせて「より良い自分」を見せる機能は心強い。

検証7:「照明自動最適化」 背後の窓の外が明るすぎて顔が暗く見えてしまう…を解決

 照明自動最適化は被写体の露出を適切に保つ機能だ。例えば、背後に窓を背負った環境で日中にWeb会議をしたら自分の顔が暗く表示されてしまった、あるいは蛍光灯直下で自分の顔色が悪く見える、という経験をしたことがある人は多いはず。そんなときに顔(暗部)を持ち上げて明るく表示してくれる。

検証動画「照明自動最適化」

 たんに露出をフレーム中央に合わせると、窓の外(明部)は完全に白く飛んでしまいがちだが、検証動画では窓の外もある程度判別可能な状態で表示されており、ダイナミックレンジは広めといえる。明暗差がある環境でも明るい場所と暗い場所のバランスを取っているのが分かる結果だ。

検証8:5MP×88度カメラで画角はどう変わる?

 HP Dragonfly G4の内蔵カメラは、前世代のHP Elite Dragonfly G3と比較して、画角が77度から88度に広がっている。5メガピクセルについては、その精細さやHP Auto Frame のデジタルズームの動作で強みを紹介したが、広角になったことで表示がどう変化するのか検証した。

HP Elite Dragonfly G3(77度)とHP Dragonfly G4(88度)の比較。写真はHP Elite Dragonfly G3の77度カメラ
HP Elite Dragonfly G3(77度)とHP Dragonfly G4(88度)の比較。写真はHP Dragonfly G4の88度カメラ

 数字上はそれほど変わらないように思えるが、実際の見た目はかなり広くなっていることが分かる。会議室に設置するタイプの少人数用Webカメラと比べても遜色のないレベルだ。こうしたスペックの細かい向上によって、HP Auto FrameやHP Keystone Correction(ホワイトボード機能)などの対応範囲を広げ、より効果的にしているのだろう。

検証9:「オートカメラセレクト」 AIで2つのカメラを自動で切り替える“プロっぽい”演出が可能に

 オートカメラセレクトは、2つのカメラ(内蔵カメラ+外部カメラ)を利用する際に、AIがユーザーの視線の向きを判断して、カメラ映像を自動的に切り替える機能だ。

検証動画「オートカメラセレクト」

 複数のカメラの映像をシーンに合わせて切り替えるには、通常スイッチャー操作が必要だが、AIによって自動的に切り替えてくれるため、一人でも手軽に“プロっぽい”見せ方が可能になる。プレゼンを相手に強く印象付けたい、といった場合に有用そうだ。

検証10:「HP Background Adjustment」 Web会議ツールごとにバーチャル背景を切り替えるのが面倒、を解決

 HP Background Adjustmentは、Web会議ツールごとに設定する必要がある背景画像を一括で設定するというもの。背景画像の設定をし忘れて見せたくない周囲の様子が映ってしまった、という事態を避けられる。

検証動画「HP Background Adjustment」

 相手によって複数のWeb会議ツールを使い分ける必要がある営業職などでは便利な機能だ。

 ここまで検証してきたように、第13世代インテル® Core i7 プロセッサーを搭載するHP Dragonfly G4は、Web会議に便利な数多くの機能を併用しても快適に利用できるパフォーマンスを備えていることが分かる。生産性の向上を目指し、ハイブリッドワークに本気で取り組むなら、HP Dragonfly G4は真っ先に検討すべきビジネスPCといえそうだ。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2023年11月10日