Ciscoのソース流出問題で新たな証拠が浮上
ロシアのサイトが米Cisco Systemsのソースコード盗難を報じ、その裏付けとなるサンプルコードを掲載した4日後の5月18日、さらなる流出サンプルコード、コードがどのように流れたかを物語る情報など、新たな詳細が浮上してきた。
まず、CiscoのIOS(Internetwork OS)用コードファイルのコピーは、さらに多くがネット上を出回っている可能性がある。モスクワのセキュリティコンサルティング企業、Positive Technologiesのセキュリティ専門家、アレクサンダー・アンティポフ氏が電子メールとインスタントメッセージによる取材に応えて語ったところによると、Ciscoのネットワーク上のSun Microsystems製サーバからコードが盗まれた後、オランダのユトレヒト大学保有のファイルサーバ上に、短時間、ソースコードへのリンクが張られた。
Ciscoの広報担当者は、現在調査中であることを理由に、この新情報についてのコメントは避けている。同社はこの件で、米連邦捜査局(FBI)に協力しているという。
アンティポフ氏は、盗まれたコード(推定800Mバイト程度)を15Mバイト以上ダウンロードしたとしている。それは“Franz”というオンラインネームの人物が、5月14日、プライベートIRCフォーラムに3Mバイトの圧縮版ファイルへのリンクを掲載した後のことだった。アンティポフ氏は、自分はFranzという人物と知り合いではなく、自分としてはCiscoにコードを返却したいと考えているとし、このコードについてCiscoの社員と既に連絡を取っていると語っている。
このリンクが掲載されていた時間は10分足らずで、リンク先はユトレヒト大学のFTPサーバ(ftp://ftp.phys.uu.nl)だったという。同大学のWebページによれば、このFTPサーバは5Mバイト以下のファイルのホスティング用として一般公開されている。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
コミックシーモア、不正アクセスの可能性でサービス停止 メンテ終了時期は未定
-
2
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性
-
3
緊急地震速報発表→すぐ取り消し 震度7予測も、実際は震度1 アラートに困惑の声
-
4
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
5
人気Web制作ツール「Studio」全ユーザーの情報漏えいか フォームに送信された内容、外部APIキーなども
-
6
Microsoft、3つの国際的な犯罪ネットサービスを解体へ 日本狙った詐欺がきっかけ
-
7
Tesla、新型「Roadster」発表 SpaceX技術で“飛べる”モデルも 日本でも予約受付中
-
8
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
9
気象庁、緊急地震速報の取り消しで「サイバー攻撃」を否定 原因は調査中
-
10
Microsoft、社内エンジニア数万人を対象に「Claude Code」「Copilot CLI」導入の影響を分析 生産性どう変わる
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR