ハイエンドベンダーSGIの「集大成」――10万円台の小型監視システム
日本SGIは6月1日、小型軽量で比較的安価な監視カメラ用エンコードサーバ「SGI ViewRanger」を発売した。
SGIは防衛・宇宙産業などに向けたハイエンドの監視カメラシステムで定評がある。そんなSGIにとって、SGI ViewRangerは「集大成となる製品」だと和泉法夫社長は強調する。
ViewRangerはSGI日本法人が独自に開発した製品。カメラ内蔵のCMOSモデルと既存の監視カメラにつなぐNTSCモデルの2モデルがあり、Webブラウザを使ってカメラの視点を操作できる。価格はオープンだが、市販価格で15万円前後となり、企業などが大規模導入する際は10万円を下回る見通しだ。
ViewRangerは、監視映像をリアルタイムに配信、CMOSモデルで約1時間、NTSCモデルで約2時間の映像データをローカルに保存できる。Webカメラの価格は1万円程度。エンコード機能を備えるIPカメラは数万円になるがローカル保存機能はない。また100万-1000万円のシステムが備える動作検知機能、イベント発生時のメール通知機能なども組み込まれ、費用対効果に優れた製品になっている。
同社はセキュリティソリューションの一環として監視カメラを売り込む考え。まずは監視カメラを導入済みの企業ユーザーを狙い、コンシューマー向けにもホームセキュリティの観点からアピールする方針だ。現在のところ河川の氾濫に備える行政機関のほか、ATM、コンビニなどでの導入を検討する企業が現れている。
「(まだ広く実用化されていない)RFIDがユビキタスの代名詞になっているが、(SGIがユビキタス時代のソリューションとして推す)監視カメラは既に存在する」と和泉氏。最終的にはビデオカメラに内蔵できるサイズにまで小型化を進め、監視カメラシステムの普及に尽力する姿勢を示している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR