Fujitsu SiemensとMS、デジタルテレビ技術で提携拡大

MicrosoftはWindows XP Media Center EditionにFujitsu Siemensのデジタルビデオ放送受信技術を採用する。

[ITmedia]

　Fujitsu Siemens Computersは9月2日、同社のデジタルテレビ受信技術「ACTIVY」がMicrosoftのWindows XP Media Center Editionに組み込まれると発表した。両社の提携を拡大し、先端のテレビ技術開発促進に向けて協力する。

　ACTIVYは、Fujitsu SiemensがACTIVY Media Center向けに開発したDVB（デジタルビデオ放送）受信技術。ACTIVY Media CenterはHDDレコーダ機能を備え、DVBとアナログのテレビ番組録画が可能。録画した番組を編集したり、内蔵のDVD±R／RWドライブで記録することもできる。

　Microsoftは発表文で、両社の戦略提携を拡大して欧州市場専用のデジタルテレビ技術開発に関する協力を盛り込んだことにより、Windows Media Centerで欧州におけるアナログからデジタルへの転換を後押しすることが可能になると説明している。