YouTubeはいつまで日本人を許してくれるんだろう:News Weekly Access Top10(2006年7月30日-8月5日)
「YouTubeは日本からのアクセスを締め出すつもりでは」――YouTubeが止まるたび、そんな憶測がネットを駆けめぐる。
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先週のアクセストップは、全長1.5メートルのガンダム組み立てキットに関する記事だった。弊サイトは数年前までは、編集部員自ら「ガンダムサイトだ」と強弁するほどガンダムの話題に強かったが、「ガンダムマスター」引退後はその色も薄れていた。久々の面目躍如、といったところだ。
YouTube関連の話題も相変わらず強い。アクセス2位は、2ちゃんねらーがYouTubeユーザーを中傷した、という事件のてん末に関する記事。5位は、Lucasfilmが、YouTubeから削除されたスター・ウォーズの偽物動画やパロディーを削除しないよう要請した、という記事だった。
YouTubeで先週最も人気を集めていたのは、ボクシングの亀田興毅選手のタイトルマッチ関連の動画。多くはアップの1〜2日後には削除されているが、アップのたびに万単位のアクセスが集中していた様子で、極楽とんぼ山本圭一さん関連の動画に次ぐ人気だった(関連記事参照)。
「YouTubeは日本人を締め出すつもりでは」――最近、ネット上ではこんな憶測がよく語られている。日本のユーザーは、テレビ映像を中心とした著作権侵害コンテンツを際限なくアップするため、YouTube側は削除に追われているはず。日本からのアクセスはサーバを圧迫していると思われ、迷惑この上ない、のかもしれない。
YouTubeも日本人をかなり意識しているようだ。最近は、サイトがダウンするたびに日本関連の画像やメッセージをトップページに掲載しており、「いつ日本からのアクセスが制限されてもおかしくない状況」という声もある。
「今度こそ日本人締め出しか!?」――先週金曜日(8月4日)のメンテナンス中のトップページの画面で、そう覚悟したユーザーも少なからずいたようだ。画面には「われわれは、いくつかの新機能を搭載し、クモの巣を払い、グレムリンを退治しています」と書いてあり、2ちゃんねるでは「グレムリン」が日本人を示している、という説が盛り上がった。結局、メンテナンス後も日本からYouTubeに通常通り利用でき、杞憂に終わったのだが。
YouTubeの人気動画上位には、今日も亀田さん関連の動画が並んでいる。
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