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ウィルコム、ドコモMVNOで法人向けデータ通信サービス
ウィルコムは、NTTドコモのFOMA回線を活用した法人向けデータ通信サービス「WILLCOM CORE 3G」を9日から始める。
ウィルコムは3月4日、下り最大7.2Mbps、上り最大384kbpsの法人向けデータ通信サービス「WILLCOM CORE 3G」を9日から始めると発表した。NTTドコモのFOMA回線をMVNOとして活用。日本通信の協力受けてサービス提供する。
5回線以上の契約が条件。料金は2段階定額制で、月額1470円(基本料金945円+接続料525円)で30万パケットまで利用できる。データ料金の上限は、契約回線が14回線までなら1回線当たり7980円、15回線以上なら5985円。
通信端末はUSBスティック型「HX001IN」(ネットインデックス製)で、6月30日までは1万2600円で提供する。
10月に本格スタート予定の次世代PHSサービス「XGP」に先駆けたサービスという位置付けで、XGPの展開に合わせて移行していく予定だ。
同社は今後、通信方式ごとの特長や優位性を組み合わせて提供する「総合的なデータ通信サービス企業」を目指すとしている。
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