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富士通、名古屋大のスーパーコンピュータ受注 3システムで60TFLOPS
富士通は名古屋大学のスーパーコンピュータを受注した。アーキテクチャの異なる3種類の演算サーバで構成した複合型で、システム全体の理論ピーク性能は60TFLOPS。
富士通は3月23日、名古屋大学のスーパーコンピュータを受注したと発表した。アーキテクチャの異なる3種類の演算サーバで構成した複合型で、システム全体の理論ピーク性能は60TFLOPS。5月と10月の2段階で稼働を始める。
UNIXサーバ「SPARC Enterprise M9000」、テクニカルコンピューティングサーバ「HX600」、ハイエンドテクニカルコンピューティングサーバ「FX1」で構成した。ディスクアレイシステムは、総物理容量1.15ペタバイトの「ETERNUS2000 モデル200」を採用した。
3種類の演算サーバを、HPCミドルウェア「Parallelnavi」「HPCポータル」「運用管理ポータル」で統合。ユーザーはアーキテクチャの違いを意識することなく1システムイメージで利用できるという。
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