NHKは5月14日、地上デジタル放送を受信できる機器の普及台数が、4月末(速報値)で5000万台を突破したと発表した。
4月末時点で地デジ対応テレビや単体チューナー、CATV用STBの合計は約4941万台。これに、地デジチューナー内蔵PCの3月末時点の台数約145万台を加え、5000万台を突破したとしている。
総務省がこのほど発表した調査によると、地デジを受信できる機器の世帯普及率は3月時点で60.7%。1月の調査時から10ポイント以上伸びたが、目標の62%には届かなかった。
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