ニュース
iPhoneロック解除アプリを装うマルウェア出現:WWDCを前に
ハッキングアプリの「Yellowsn0w」と偽って、マルウェアをダウンロードさせようとする手口が見つかった。
Apple iPhoneのロックを解除できるハッキングアプリの「Yellowsn0w」と偽って、マルウェアをダウンロードさせようとする手口が見つかった。セキュリティ研究者が運営するMalware Databaseブログが伝えた。
それによると、このマルウェアは感染したコンピュータのホストファイルを書き換えてしまい、ユーザーがiPhone関連サイトにアクセスしようとすると、マルウェアの配布サイトにリダイレクトしてしまう。
問題の配布サイトはWordpressのブログを使って開設されているといい、Appleが参加する「Worldwide Developers Conference(WWDC)2009」の開幕を前に、注目を浴びるのは必至だとして研究者らは注意を促している。
関連記事
- スマートフォンのセキュリティ対策4カ条
スマートフォンの普及拡大やモバイルワームの出現などにより、PCと同様のセキュリティ対策が不可欠になっているとして、フォーティネットが対策を紹介している。 - トレンドマイクロ、iPhone向けの無償セキュリティサービス
トレンドマイクロは、iPhone/iPod touchでアクセスするWebサイトの安全性をユーザーに通知するサービスを始めた。 - 新たな展開を見せたTwitterフィッシング詐欺――餌はiPhone
Sophosによると、Twitterユーザーを狙ったフィッシング攻撃の形態が変化した。フィッシャーたちは、先週末の最初の攻撃でiPhoneを餌にTwitterユーザーをおびき寄せたのに続き、今度は盗み取ったアカウントを利用し始めたのだ。 - iPhoneの盗聴ツール登場
iPhoneでやり取りしたメールや通話記録などを盗み見できるとうたったスパイツールが登場した。 - iPhoneの脆弱性突くコンセプト実証コードが登場、個人情報盗む
iPhoneに搭載されたSafariブラウザで悪質なWebページを閲覧させ、iPhoneに保存された個人情報を不正に取得することが可能だという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.