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「全体公開の日記にメアド書かないで」 mixiが規約改定
「mixi」の利用規約が8月に改訂され、「自分や第三者の住所や電話番号、メールアドレスなどを、ユーザー全体に公開される場所に投稿する行為」が禁止になる。ユーザーがトラブルに巻き込まれるのを防ぐ目的。
ミクシィは、SNS「mixi」の利用規約を8月18日付けで改訂し、「自分や第三者の住所、電話番号、メールアドレスなど個人が特定できる連絡先を、ユーザー全体に公開される場所に投稿する行為」を禁止する。
全体公開日記にメールアドレスなど個人情報が掲載され、ユーザーがトラブルに巻き込まれるのを防ぐ目的。
同社によると、全体公開の日記が誰でも閲覧できると意識せず、「携帯のメアド変えました」などと、メールアドレスなど個人情報を日記に掲載するユーザーがいるという。
規約改定後、こういった日記を事務局が見つけた場合、非公開設定にした上で、ユーザーに対して、公開範囲を「友人限定」に変えるか、削除するといった対応を取るよう伝える。
同日の規約改定ではこのほか、「面識のない異性との出会いを目的として利用する行為」「青少年の家出を誘因・助長する行為」「性行為を目的として利用する行為」も禁止。異性との出会いを求めるユーザーが、プロフィールや日記で連絡先を公開する――といった使い方も防ぐ。
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