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Google、「パーソナライズ検索」をログインなしで利用可能に
これまでGoogleアカウントでログインしないと利用できなかった検索のカスタマイズ機能が、ログインせずに利用できるようになった。調整にはcookieを使用する。
米Googleは12月4日、個人の検索履歴に基づいて検索結果をカスタマイズする「Personalized Search」の適用を拡大したと発表した。
Personalized Search(日本では「検索のカスタマイズ機能」)はGoogleが2005年に開始したサービスで、ユーザーの検索傾向に合わせて検索結果を調整するというものだ。従来パーソナライズ検索を利用するには、Googleアカウントにログインし、かつWeb履歴の保存設定を有効にしておく必要があったが、同日からログインしていなくても検索結果がカスタマイズされるようになる。
ログインしていない場合の検索結果の調整には、Webブラウザの匿名cookieにリンクされた過去180日間の検索履歴が利用される。検索結果が調整された場合は、ページの右上に「カスタマイズ設定を表示」というリンク表示され、ここからカスタマイズ機能を無効にすることができる。
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