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Google、企業向け「Google Apps」にコラボレーションサービス「Google Groups」を追加:MicrosoftのSharePoint対抗
Google Appsの企業ユーザーは、Google Groupsでメーリングリストの作成やドキュメントの共有が簡単にできるようになる。
米Googleは12月8日、オンラインオフィススイート「Google Apps」の企業向け有料版「Premier Edition」および教育機関向け「Education Edition」に、コラボレーションサービス「Google Groups」を追加したと発表した。
Google Groupsは、興味のあるテーマについてユーザー同士で話し合う「グループ」を作成できるサービス。Googleによると、最も利用されているアプリケーションの1つだという。Google Appsに追加されたことにより、企業内のグループウェアとして使えるようになる。ユーザーはGoogle Appsをメーリングリストのように使えるだけでなく、ドキュメントや予定表を共有できる。
Google Groupsを使えるようにするには、企業のIT管理者がGoogle Appsのコントロールパネルで「user-managed groups」を有効にする。これにより、ユーザーは管理者をわずらわすことなく各自で新しいグループを作成できるようになる。ただし、管理者は各グループに対してグループポリシーなどの設定を管理することができる。
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