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Facebook、日本からのアクセス拡大 UUが1年で4倍に
「Facebook」の日本からのアクセスが拡大している。11月のユニークユーザーは139万人で、1年前の約4倍に増えた。
ネットレイティングスの調査によると、世界最大のSNS「Facebook」の日本からのアクセスが拡大している。11月のユニークユーザー(家庭と職場からのアクセス)は139万人で、1年前の約4倍に増えた。
Facebookは昨年5月に日本語版をリリース。昨年11月のUUは36万人だったが、今年3月には64万、9月には88万に拡大した。ただ1人当たりの訪問頻度は低く、11月の平均訪問頻度は3.4回。1人当たりの平均利用時間は36分、アプリ利用率は7.3%にとどまっている。
対するmixiの11月のUUは920万人、平均利用時間は4時間32分、アプリ利用率は50.2%と、それぞれ日本のFacebookを引き離している。11月の米国のFacebookのUUは1097万人、1人当たりの平均利用時間は6時間10分、アプリ利用率は57.6%だった。
同社の鈴木成典シニアアナリストは「Facebookの国内UUは着実に伸びている。ユーザーが新たなユーザーを呼び寄せた結果による自然増と考えられ、今後さらにユーザーが増えればSNSとして活況を呈していき、mixiを脅かす存在になるかもしれない」とコメントしている。
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