マイクロソフトは2月22日、クラウドコンピューティングプラットフォーム「Windows Azure Platform」を日本市場で本格展開すると発表した。
開発者支援サイト「MSDN」で関連コンテンツを拡充するほか、一定量のサービスを無償で利用できる「導入特別プラン」を7月31日までの期間限定で実施するなどして導入を支援する。
同社によると、すでにパートナー企業50社がAzure採用や対応アプリケーション開発を表明。ソフトバンククリエイティブがWebメディア用のコンテンツマネジメントシステムに活用したり、グーモが動画配信サービスに採用するなど、導入や検証も進んでいるという。
Azure Platformは、アプリケーションをホスティングするクラウドOS「Windows Azure」、クラウド向けデータベース「SQL Azure Database」、Windows ServerとWindows Azure向け.NETアプリの開発を助ける技術「AppFabric」などで構成される。
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