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シャープ、HD画質の3D映像撮影できるモバイル機器向けカメラモジュール
シャープがHD画質の3D映像が撮影できるモバイル機器向けカメラモジュールを開発。デジカメや携帯電話、スマートフォンなどへの搭載を見込み、年内に量産をスタートする。
シャープは5月12日、ハイビジョン画質(1280×720ピクセル)の3D映像が撮影できるモバイル機器向けカメラモジュールを開発したと発表した。7月までにサンプル出荷し、年内に量産をスタート。デジタルカメラや携帯電話、スマートフォンなどへの搭載を見込む。
右目用、左目用2つのカメラを搭載。両カメラの映像の色・明るさを調整する機能、映像信号のタイミングを同期化する機能、位置ズレを調整する機能を備えた。
イメージセンサーからの信号を高速に読み取る技術を搭載し、HD画質での撮影に対応。カメラモジュール開発で培ってきた高密度実装技術でコンパクト化した。
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