マイクロソフトは7月13日、検索エンジン「Bing」日本版を正式サービスに移行した。約1年間β版として運用してきたが、検索精度など品質が向上し、正式サービスとしての基準に達したと判断した。
Bingは「Live Search」に代わる検索エンジンで、正式サービス化されるのは、米国、カナダ、英国に続く4カ国目。非英語圏では初という。
検索結果ページからワンクリックで関連キーワードを検索できたり、第2検索ワードをサジェストしたり、画像や動画検索などの結果もあわせて表示するなど、スピーディに検索できるよう工夫した。
トップページの背景画像が1日ごとに変わったり、検索結果に表示される動画にマウスオーバーすると動画が再生されたりと、視覚的な機能も特徴だ。
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