7月24日からJR東静岡駅前(静岡市葵区)で公開されている実物大ガンダムは、東海道新幹線の車窓から見ることができる。走行中の車内から見えるのはほんの数秒間。確実に見るためのコツは――
ガンダムが立っているのは線路の北側(富士山側)。東京方面から関西・九州方面に向かう下り列車の場合、進行方向に向かって右側の座席から見える。記者は下りの「こだま」に乗り、ガンダムの撮影を試してみた。
ガンダムが立つ東静岡駅(在来線)は、新幹線だと新富士駅と静岡駅の間にある。新富士を過ぎてしばらくすると、新幹線は長いトンネルに入る。トンネルを抜け、視界が開けたらガンダムはすぐそこ。カメラを構えて車窓を見つめる。
目印は、巨大なビル「NTTドコモ静岡ビル」だ。ガンダムは、ビルのすぐ隣にかなり小さく見え、すぐに見えなくなってしまうのでチャンスは一瞬。高速シャッターで連写し、その姿をとらえた。
走る車内からガンダムがどのように見えるかは、YouTubeに投稿されている、ユーザーが車窓からとらえた動画が分かりやすいだろう。
新幹線で現在地の確認する際、便利なのがiPhoneのようなGPSと地図機能が付いた端末だ。iPhoneでGoogleマップを起動しておき、GPSで現在地をチェック。東静岡駅近くにさしかかったあたりで車窓を見れば、ドコモビルとガンダムが目に入るだろう。
上り列車なら東静岡駅舎が目印
記者がチャレンジしたのは下り列車だけだが、上り列車なら、進行方向に向かって左側の窓から、静岡駅を過ぎた直後に見えるはず。ガンダムのすぐ手前に、在来線東静岡駅のガラス張りの大きな駅舎があり、目印になるだろう。
静岡駅を発車した「ひかり」の車窓からガンダムを撮影した動画もライターの大塚実さんがYouTubeに投稿しており、“予習”に役立ちそうだ。
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大塚さんが撮影した動画
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