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インターネットライブ動画の視聴、1年で648%の増加――米調査
Ustreamなどのライブ動画は、ネット動画全体に占める割合はまだ小さいが、視聴時間が急速に伸びている。
米国におけるライブストリーミング動画は、この1年で600%以上視聴が増えている――調査会社comScoreが9月3日、このような調査結果を報告した。
調査によると、米国における主要ライブ動画サービス(Justin.tv、Ustream、Livestream、LiveVideo、Stickam)の動画の視聴時間は過去1年間で648%増え、14億分を超えた。これに対して、YouTubeおよびHuluでのオンデマンド動画の視聴時間は、それぞれ68%増、75%増だった。またライブ動画の平均視聴時間は、ネット動画の平均視聴時間よりも7%長いという。視聴者数が最も多いのはUstreamで、7月の米ユニーク視聴者数は320万人以上。Justin.tvが260万人、Livestreamが240万人でそれに続く。
オンライン動画の総視聴時間におけるライブ動画の割合はまだ非常に小さいが、この急成長は、視聴者のコンテンツへの満足度が高まっていることを示唆しているとcomScoreは述べている。
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