Appleの「Back to the Mac」発表会、何が出てくる?:せかにゅ
Appleが10月20日に開く発表会は、Mac OS Xの新バージョンがメインとなりそうだ。そのほかにも新型MacBook Air、刷新版のiLifeやiWorkなどの登場が憶測されている。
Apple、Macイベントで何を発表?
Appleが10月20日に「Back to the Mac」というテーマで発表会を行うが、同社が何を発表するかをめぐって憶測が飛び交っている。同社は発表会の招待状で「Mac OS Xの次のバージョンなど」を披露すると述べており、Mac OS X v10.7が目玉となるようだ。招待状にはリンゴのロゴとライオンの画像が載っている。Mac OS Xにはこれまで「Jaguar」「Tiger」「Leopard」など大型ネコ科動物の名前がコードネームとして使われていることから、v10.7のコードネームは「Lion」になると思われる。
招待状にMac OS Xの次のバージョン「など」と書かれていることから、ほかにも新製品の発表があると予測する向きもいる。先ごろから、MacBook Airの供給が少なくなっていることから、同製品の新モデル登場が近いのではないかとのうわさが流れている。「iLife」「iWork」の刷新版が発表されるとの予測もある。iLifeについては、64ビットになり、iDVDがなくなり、iPhone・iPad向けにも提供される可能性が示唆されている。
What Is Apple Planning for 'Back to the Mac' Event?(PCWorld)/Apple to hold special 'Back to the Mac' event on October 20th(AppleInsider)
仏政府の「音楽ダウンロード補助金」案、EUが承認
違法ダウンロード対策として、合法的にデジタル音楽を購入するための補助金を若者に提供するというフランス政府の提案を、欧州連合(EU)が承認した。この案は、50ユーロ分の音楽をダウンロードできるカードを25ユーロで12〜25歳のフランス国民に販売するというもの。残りの25ユーロは政府が支払う。このプランは2年間実施し、購入できるカードは1年間に1枚。政府の負担は年間2500万ユーロとなる見通し。
フランスはほかにもP2P対策として、違法ダウンロードを繰り返すユーザーのネット接続を停止する法律を制定している。
French subsidy for music downloads gets EU nod(Reuters)
AOLと投資会社、米Yahoo!買収検討か
AOLと数社の投資会社が、共同で米Yahoo!を買収することを検討していると事情筋が伝えている。まだ予備協議の段階で、Yahoo!への買収提案は行っていないという。AOLは2009年末にTime Warnerからスピンオフし、現在の時価総額は26億8000万ドル。Yahoo!の時価総額は205億6000万ドルだ。AOLとYahoo!は、2008年にMicrosoftがYahoo!買収を提案した際に、合併を話し合ったことがある。
AOL, Firms Explore an Offer for Yahoo(Wall Street Journal)
関連記事
- Apple株価が300ドル超え 20日にMac関連イベントも
好決算への期待から、Appleの株価が初めて300ドルを超えた。同社は20日にMacに関連するイベントを開く。(ロイター) - 「MacBook Airに11.6インチモデル登場」のうわさ
MacBook Airの供給が少なくなっており、新モデル登場の前触れの可能性がある。現行よりも小さな11.6インチモデルが登場するといううわさも。 - 違法DLでネット切断の「スリーストライク法」、仏裁判所が承認
フランスの違憲審査を行う裁判所が、いわゆるスリーストライク法を承認した。 - 「違法DLでネット切断、国内でも可能か議論したい」――JASRAC菅原常務
- AOL、ブログメディアのTechCrunchを買収
- AOL、ブランドを「Aol.」に変更
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.