GMOの共同購入「くまポン」アクセス集中で購入できないユーザー続出、“炎上”状態に
クーポン共同購入サイトがまた炎上。GMOの「くまポン」にアクセスが殺到し、クーポンが購入できない不具合が続出し、ユーザーがTwitterで不満をつぶやく炎上状態になっていた。
GMOグループが10月15日にオープンしたクーポン共同購入サイト「くまポン」にアクセスが殺到し、クーポン購入に時間がかかったり、購入できない不具合が続出、ユーザーがTwitterで次々に不満をつぶやく“炎上”状態になった。GMOは同日夜、サイトにおわび文を掲載。同様なクーポンを改めて販売すると発表した。
くまポンでは15日正午から、1000円分のQUOカードを100円で購入できる権利を1万人・24時間限定で販売。申し込みが殺到したようで、Twitterには「サイトにアクセスできない」「購入ボタンを押したらエラーが出た」といった報告が続出、「全然買えない」など不満をつぶやくユーザーも多く、ハッシュタグ「#kumapon」は炎上状態になっていた。
同社は15日夜、「申込みが殺到したためサーバーが不安定になる状況がございました。ご多忙のところ、長時間お待たせするなど大変にご不便をおかけして申し訳ございませんでした」とおわび文を発表。エラーで申し込み完了できなかったユーザーに改めてQUOカードを用意したり、18日にもう一度QUOカードの格安販売を行うなど、対応を明らかにした。
Twitter経由で集客するクーポン共同購入サービスは、今春ごろから国内で乱立している。買い得感のあるクーポンには口コミで客が集まる一方、サービス内容に不審な点や問題があった場合、Twitterで炎上する事例も多い。リクルートの「ポンパレード」(現在はポンパレ)は開始初日、「クーポンの価格が高い」とTwitterで炎上したほか、「Q:pod」(現在のGroupon)が販売したiTunesカードの発送が遅れた際も、Twitterでユーザーの不満の声をあげていた(「iTunesカードが届かない」 Q:pod、格安カード配送遅延を謝罪)。
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