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Motorola、クラウドストレージサービスZumoDriveのZecterを買収
2011年1月に分離が完了するMotorolaの子会社Motorola MobilityがZecterを買収し、Android向け独自UI「MOTOBLUR」の機能を強化する。
米Motorolaは12月22日(現地時間)、同社の子会社Motorola Mobilityが、クラウドストレージサービスを手掛ける米Zecterを買収したと発表した。
Zecterは2007年創業のカリフォルニア州バーリンガムに拠点を置く非公開企業。クラウドストレージサービスのZumoDriveと、オンデマンドタイプの同期サービスZumoCastを一般ユーザー向けに提供している。これらのサービスを利用することで、ユーザーはスマートフォンやPCで動画や音楽などのコンテンツをクラウド経由で同期できる。ZumoDriveはWindows、Mac、Linux、iPhone、Android、Palm Preに対応しており、ZumoCastはWindows、Mac、iPhone、iPadに対応している。
Motorolaは買収したZecterの仮想ファイル技術を利用して、同社のAndroid端末向け独自ユーザーインタフェースMOTOBLURやその他の端末のユーザー体験を強化するとしている。
買収後もZumoDriveのサービスは従来通り運営する。ZumoCastの現行ユーザーへのサービスは継続するが、新たなソフトウェアダウンロードは統合作業が完了するまで中止する。Zecterの公式ブログによると、買収後もZumoCastの対応プラットフォームを拡大していく計画という。
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