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Google Appsに有料の追加ストレージサービス「User Managed Storage」

Google Appsのユーザーは、最大16Tバイトまでのクラウドストレージを購入し、Google DocsやPicasa Web Albumsで利用できるようになる。

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 米Googleは3月1日(現地時間)、Google Appsのユーザー向け追加ストレージサービス「User Managed Storage」を発表した。数日中に利用できるようになる。

 Google AppsのGoogle Docs、Picasa Web Albums、Bloggerにはそれぞれユーザー当たり1Gバイトずつの無料クラウドストレージが割り当てられている。こうした無料ストレージがいっぱいになった場合、ユーザーはUser Managed Storageで追加ストレージを購入できる。この有料ストレージは、上記3つのサービスすべてで利用できる(Gmailでは利用できない)。ストレージの料金は、20Gバイトでユーザー当たり年額5ドル。最高で16Tバイトを年額4096ドルで利用できる。料金はユーザーごとにGoogle Checkoutで支払い、同じドメイン内のユーザー同士でも流用はできない。

 Googleは「Nothing but the Web(Webがすべて)」をスローガンに、Google AppsやChrome OS、Androidによるクラウド戦略を推進している。Chrome OSでネットに接続し、一連のクラウドアプリケーションを利用し、有料とはいえTバイト級のストレージをクラウド上に確保できれば、ユーザーはデスクトップ側にChrome OS以外ほとんど何も必要としなくなるだろう。

【修正履歴】BicasaをPicasaに修正しました。(11時47分)

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