「有料版なのに広告表示?」 Echofonの広告キャンペーンに批判、開発元が謝罪
iPhone用Twitterクライアントソフト「Echofon」が日本のユーザー向けに始めたタイアップ広告キャンペーンに対し、「有料版でも広告が表示される」とユーザーから批判が相次ぎ、開発元が「問題があった」として謝罪する事態になった。
キャンペーンは、日本コカ・コーラのポータルサイト「コカ・コーラパーク」会員が1000万人を突破したのを記念し、3月6日にスタートした。プッシュ通知機能を使い、Echofonの起動時に「コカ・コーラ パーク1000万人会員達成記念!背景をコカ・コーラ パークのテーマに変更して、@CocaColaParkをフォローしますか」というメッセージを表示。「はい」を選ぶと、クライアントソフトのテーマ(背景色)がコカ・コーラカラーの赤にジャックされるという内容だ。
Echofonには広告が表示される無料版と、広告表示がない有料版の「Pro」(600円)があるが、広告キャンペーンのプッシュ通知は有料版でも実施。開発元の米naan studioによると、「有料版でも『いいえ』を選択することでアド・フリーとなると考えた」という。だが有料版ユーザーからは「表示自体が広告」「こういうことを避けるために有料版を購入したのに」といったクレームが相次いだ。
また「はい」を選択した場合でも、テーマを元に戻す方法がわかりにくいという声も上がっていた。
naan studioはブログで、キャンペーンの運用について「2点問題があったことをお詫び申し上げます」と謝罪した。
有料版でもキャンペーンの通知が表示されたことに対しては、メッセージが表示されないバージョンを6日(日本時間)にApp Storeに提出したという。新バージョンのダウンロード開始まで数日~1週間ほどかかるとしている。
テーマは「[メニュー]→[アカウントオプション]→[テーマ]」から操作することで変更できると説明している。
メッセージ表示の実施はEchofonが決めたことで、広告主の意向ではないとしている。日本コカ・コーラでマーケティングに携わる江端浩人氏のブログやツイートによると、Echofon開発元に複数の日本人がいたことから実現した企画だが、有料版に広告が表示されるとは認識していなかったといい、何らかの手違いがあったようだ。
EchofoneはiPad版もある人気Twitterクライアント。ある調査によると、日本でも利用者シェアで上位に入っている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR