東北地方太平洋沖地震の影響で電力供給能力が不足している。東京電力が3月14日から輪番停電の実施を決めたが、ヤフーは特設ページで「今すぐ利用できる」節電方法を公開している。
特設ページでは「まず大事なこと」として、(1)電力消費のピークタイムに向けて効果的な節電をする、(2)東京電力、東北電力管轄外で節電しても効果は出ない、(3)ろうそくなど火を使った照明による火災や、過度な節電による健康被害に注意する――の3点を説明している。
個人向けには、冷蔵庫の設定温度を弱めにする、必要のない電気製品はコンセントを抜くなど具体的な方法を提示。事業者向けには、過度な屋外広告や電飾看板を消すようアドバイスしたほか、ネットユーザーが公開している節電を呼びかけるポスターの活用を勧めている。
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