スマートフォンユーザーの39%はトイレで使ったことがある――Googleの米ユーザー調査
Googleが発表した米国におけるスマートフォンユーザーの行動調査によると、モバイル広告を見たユーザーの49%が商品を購入したことがある。
スマートフォンユーザーの39%はトイレで端末を使ったことがあり、地域ビジネス情報を検索したユーザーの88%は、その日のうちに何らかの行動を起こす――。米Googleは4月26日(現地時間)、米国におけるスマートフォンユーザーの行動に関する調査結果を発表した。
この調査は、Googleの依頼で米調査会社Ipsos OTXが2010年末に米国在住の成人スマートフォンユーザー5013人を対象に行った。
一般的なスマートフォン利用に関しては、ユーザーの81%がスマートフォンでネット閲覧を、77%が検索を、66%がアプリ利用を、48%が動画閲覧を行うと答えた。ユーザーの93%が自宅でもスマートフォンを使い、39%はトイレで、33%はテレビを見ながら使ったことがあるという。
Googleが力を入れている地域情報検索では、スマートフォンユーザーの95%が地域情報を検索したことがあり、検索したユーザーの88%はその日のうちに何らかの行動を起こしたという。77%が地域ビジネスに接触し、61%が電話をし、59%が実際に店舗に行ったと答えている。
広告に関連する行動では、71%のユーザーが、従来型の広告(68%)、オンライン広告(18%)、モバイル広告(27%)を見てスマートフォンで検索を行ったことがあると答えた。82%がモバイル広告に気付いており、モバイル広告を見たユーザーの半数は何らかの行動を起こしたことがある。35%がWebサイトを訪問し、49%が商品を買ったことがあるという。
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