Microsoft、クラウドサービス「Office 365」を6月28日にリリース
Microsoftは6月28日、「Google Apps」対抗クラウドサービス「Office 365」の発表イベントをニューヨークで開催する。
米Microsoftは6月28日にクラウドベースのオフィススイート「Office 365」の正式版をリリースする。同社のWorldwide Partner Group担当コーポレートバイスプレジデント、ジョン・ロスキル氏が6月3日(現地時間)、Twitterでツイートした。
また公式ブログで、同日Office 365に関するWebキャストを実施すると発表した。米ZDNetでMicrosoft関連のブログを連載しているメアリー・ジョー・フォリー氏によると、MicrosoftはニューヨークでOffice 365のイベントを開催する予定で、スティーブ・バルマーCEOが登場するという。
Office 365は、Microsoftが2010年10月に発表したクラウドサービス「BPOS(Business Productivity Online Suite)」とオフィススイート「Office」のオンライン版を組み合わせたサービス。米Googleの「Google Apps」に対抗するエンタープライズ向けクラウドサービスとして注目を集めている。4月19日に公開したパブリックβ版のユーザーは10万人を超えたという。
Office 365の公開後、BPOSは2012年9月で終了することになり、Microsoftは既存ユーザーに同時期までにOffice 365へ移行するよう呼び掛けていく。Office 365はローカル環境にあるOffice 2003以前のバージョンの製品とのオンライン連係ができないため、連係機能を利用する場合はOfficeのアップグレードが必要になる。
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