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【第1回】諭吉先生の教えのたまもの? 共通の思いは「日本から世界へ」広報女子 meets ミスキャンパス(2/2 ページ)

インターネット企業の女性広報と各大学のミスキャンパスが対談! 新企画の第1回目は、サイバーエージェントの坂下さんと慶應義塾大学の柳川さんが仕事などをテーマに熱心に話し合った。

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ゼロスタートの繰り返しにやりがい

 インターネット業界に対する印象はどうか。柳川さんは「良い意味でも悪い意味でもスピード感があるイメージがあります」と述べる。常に新しい刺激を受けながら、目標に向かって切磋琢磨していく環境だと思う反面、はやりすたりが激しいので、自分が精魂込めて作り上げたサービスが1年後には跡形もなくなっていることも多いのではないかと懸念する。

 それについては坂下さんも同調し、「自分が一生懸命担当していたサービスが事業方針の転換によって注力サービスでなくなり、悔しい思いをしたこともあります」と振り返る。ただし、趣味ではなく仕事として携わっているので、ビジネスとして取捨選択しないといけないことは理解すべきだし、逆にサービスを成長させられなかったのは広報として社会にしっかり橋渡しできなかった自分の責任だと感じることもあるという。「だから次は絶対にはやらせてやろう、悔しさをバネにまた頑張ろうという気持ちになります」と坂下さんは力を込める。

 そうした点において、インターネット業界というのは恵まれた環境にあるという。その時々で注力するサービスがスピーディーに変わるため、再びリセットして、ゼロからスタートするということが頻繁に繰り返される。「終わりはなく、常に初心に戻ってチャレンジできる環境だと思います」と坂下さんは説明する。もちろん、新規参入も多い業界なので競争は激しさを増す一方だが、「今の時代の流れを見極め、どのようにPRしたらサービスを世の中に最も的確に訴求できるかを日々考えるのは楽しいですね」と坂下さんは笑顔を見せた。

先輩、後輩そろってツーショット
先輩、後輩そろってツーショット

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