月額10ドルで電子書籍読み放題のiPhone向け新サービス「Oyster」
米新興企業のOysterは9月5日(現地時間)、月額9.95ドルで10万冊以上の電子書籍を読み放題のサービス「Oyster」を発表した。まずは米国内のiPhoneユーザー向けに予約受付を開始した。今秋にはiPadにも対応し、将来的には米国以外でもサービスを提供していきたいとしている。
Oysterは2012年創業のニューヨークに拠点を置く非公開企業。サービスのOysterは、米Huluや米Netflixが動画でやっているのと同じような定額制のコンテンツサービスだ。Huluの日本でのサービスは、月額980円で数千本以上の映画やテレビドラマを見放題というものだ。
提携出版社数などは明らかにしていないが、立ち上げ段階でNew York Timesのベストセラーや辞書、カルト的なSF書まで、幅広いジャンルの書籍をそろえているという。契約の関係で新刊の公開は出版と同時ではない場合もあるが、毎週新たな書籍が追加されていく。
ユーザーは無料のiPhoneアプリで書籍を探し、1タップで読みたい書籍を開いて読み始めることができる。サービスにはソーシャルな要素もあり、Oyster上のコミュニティーで友達のお勧め書籍をチェックしたり、自分のライブラリーを公開することなどができる。
書籍はiPhoneで読みやすいよう最適化されており、書籍の検索、読書、情報共有をシームレスに行えるという。
同社の共同創業者でCEOのエリック・ストロンバーグ氏は、米eBayに買収された意思決定サービスの米Hunchの出身。eBayでプロダクトマネジャーを務めた後、米Google出身のウィレム・バンランカー氏、アンドリュー・ブラウン氏とOysterを立ち上げた。サービス名のOysterはニューヨーク名物の牡蠣からとったわけではなく、シェークスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」の有名な台詞「The world is mine oyster, which I with sword will open(自分次第で世界は思いのままになるという意味)」に由来するという。
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