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画面に「鼻」があれば“VR酔い”しにくい? VRクリエイターが「鼻モデル」公開、「使った効果シェアして」
画面内に仮想の「鼻」を配置すれば“VR酔い”を低減できる可能性があるとする米国の研究を受け、日本のVRクリエイターが鼻の3Dモデルを公開した。使ってみた感想や効果をシェアしてほしいとしている。
「Oculus Lift」などでVR(仮想現実)コンテンツを楽しんでいる際、乗り物酔いのような症状「VR酔い」に悩まされることがある。このほど、画面内に仮想の「鼻」を配置すれば、現実の体と画面の映像との違和感が減り、VR酔いを低減できる可能性があるとする米国の研究が公表され、注目を集めた。
これを受け、VRクリエイターの桜花一門さんが、画面に配置できる鼻の3Dモデルをフリー素材として公開。使った効果や感想をTwitterなどでシェアしてもらい、仮想の鼻が本当にVRモデルに効くのかデータを収集したいという。
桜花さんは、「我々VRクリエーターにとって『VR酔い』の問題は死活問題。どんなに面白く魅力的なコンテンツも酔ってしまっては誰も遊んでくれません」と吐露。VR酔いを防ぐ手段の1つとして、画面内に鼻を配置することに注目し、実際に鼻のモデルを用意して実験することにしたという。
素材は著作権を保持しつつ、フリー素材として商用利用OKで配布。「その代わり、Twitter等で使ってみた感想などをシェアしてくれるとありがたい」としている。桜花さんの作っているソフトはもともと酔いにくい設計なので、鼻による効果はよく分からなかったという。
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