ニュース
「Android Auto」の初搭載車はHyundai Sonata
Googleが3月に発表した車載システム「Android Auto」が、韓国Hyundai Motorの「2015 Sonata」に搭載される。Android Auto登載車はこれが初だ。
韓国自動車メーカーHyundai Motorの米国子会社Hyundai Motor Americaは5月26日(現地時間)、「Sonata」の2015年モデルに米Googleの車載システム「Android Auto」を搭載したと発表した。世界初のAndroid Auto搭載車になる。
Android Autoは、Googleが3月に発表した車載システム。対応するアプリは既に米国などのGoogle Playで公開されている。アプリをインストールしたAndroid端末とMicro USBケーブルで接続し、Googleマップのナビや端末に着信する電話やメッセージへの応答、Google Nowでの検索、Google Play Music、Spotifyなどのサードパーティーアプリが利用できるようになるというものだ。
SonataでAndroid Autoを使うには、Android 5.0 Lollipop以降を搭載のAndroid端末が必要。初めてAndroid端末をSonataに接続すると、Android端末のディスプレイにAndroid Autoアプリをダウンロードするよう促すメッセージが表示される。
Android Autoは現在、米、英、オーストラリアで利用可能。以下のメーカーが搭載を表明している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Google、Appleの「CarPlay」対抗の車載システム「Android Auto」を正式リリース
対応する車載システムにAndroid端末を接続することで、Androidのアプリをダッシュボードで操作できるようにする「Android Auto」が米、英、オーストラリアで正式公開された。 - パイオニア、Android Auto対応製品を3月から北米などで販売
パイオニアの連結子会社Pioneer Electronicsが、「2015 International CES」でAndroid Autoに対応した製品を発表。3月から北米、西欧、豪で販売する。 - Google、時計/TV/車向けAndroidではサードパーティーによるカスタマイズを禁止
GoogleのAndroidエンジニアリング担当ディレクターが、Android Wear、Android Auto、Android TVのUIはOEMではなくGoogleが管理し、ソフトウェアアップデートもGoogleが直接行うと語った。 - Qualcomm、Daimlerとの協業発表 ベンツへの無線給電技術搭載などで
3月にF1メルセデスチームのテクノロジーパートナーに就任したQualcommが、Daimlerとの協業でMercedes-Benz車両のための「コネクティッドカー」技術を開発すると発表した。 - 初のAppleのCarPlay搭載車はフェラーリ新FF
Ferrariが、AppleのCarPlayを搭載した「Ferrari FF」をイタリアの顧客に納車したと発表し、公道を走りながらCarPlayを操作する動画を公開した。