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Qualcomm、Daimlerとの協業発表 ベンツへの無線給電技術搭載などで
3月にF1メルセデスチームのテクノロジーパートナーに就任したQualcommが、Daimlerとの協業でMercedes-Benz車両のための「コネクティッドカー」技術を開発すると発表した。
独Daimlerと米Qualcommは5月23日(現地時間)、Formula 1(F1)モナコグランプリにおいて、Mercedes-Benzの車に「コネクティッドカー」技術を搭載する目的で協業すると発表した。
これは、Qualcommが今年3月、MercedesのF1チーム(MEREDES AMG PETRONASチーム)の公式テクノロジーパートナーに就任したことに続くものだ。
両社は、車内での3G/4G接続サポート、車内でのスマートフォンなどの端末向け無線充電、電気自動車向けの無線給電(Wireless Electric Vehicle Charging;WEVC)技術を共同開発していく。
Qualcommは過去20年以上、WEVCの開発に取り組んでおり、独自技術の「Qualcomm HALO」はFormula E(2014/2015)のセーフティカーなどで採用されている。
この発表では具体的なロードマップなどは示されていないが、「車内環境や車両性能を強化する技術開発により、自動車を変革する」ために協力していくとしている。
Qualcommは1月のCESでCadillacのコネクティッドカーのコンセプトモデルを披露している。
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