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Apple Pay、Squareのカードリーダー対応へ ポイントカードも

手軽なモバイル決済で小規模店舗に人気のSquareのカードリーダーが、今秋NFCに対応し、Apple Payをサポートする。現行Squareリーダーのユーザーは、1台無償で入手できる。

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 米Appleは6月8日(現地時間)、年次開発者会議WWDC 2015において、昨年9月に発表したモバイル決済サービス「Apple Pay」について、米Squareが今秋に対応するカードリーダーを発売すると発表した。

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SquareのサイトでもApple Pay対応を謳っている
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表面にはContactless Symbolのロゴがついている

 Squareは、2009年の創業当初、iPhoneに挿してカードリーダーとして使うモバイル決済端末のSquareリーダーを提供。その後、クレジットカードの読み取りが必要ないSquareレジも提供している。現行のリーダーおよびレジはApple Payに必要なNFCをサポートしていないが、今秋に立ち上げる新しいリーダーはNFCをサポートする。

 既にSquareのアカウントを持っているユーザーは、無償で1台の新リーダーをもらえる。Squareを利用するのは個人営業の小規模小売り店が多いので、これでApple Payが利用できる店舗が大手小売りチェーンだけでなく、小さなカフェなどに拡大することになりそうだ。

 リーダーのサイズは6.6×6.6×1センチで56グラムとコンパクトなので、路上のスタンドなどでも利用しやすいだろう。

 なお、新SquareリーダーはAndroid端末にも対応するので、米GoogleのAndroid Payでも使えるようになるかもしれない。

 Apple PayについてはWWDCではこの他、4大カードへの対応に加え、流通系の提携カードおよびダンキンドーナッツなどの小売りチェーンのポイントカードもサポートするようになったことや、英国でも利用できるようになることなどが発表された。

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