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LINE自作スタンプ、審査期間を超短縮 3カ月以上→5日間に スタッフ7倍に増員
ユーザーの自作スタンプを販売できるLINEの「クリエイターズスタンプ」審査期間が、平均5日間に短縮された。
LINEは7月22日、ユーザーの自作スタンプ「クリエイターズスタンプ」を販売できる「LINE Creators Market」で6月中旬から、3カ月以上かかっていたスタンプの審査期間を平均5日間に短縮したと発表した。また、LINEアプリ内でスタンプを販売する「スタンプショップ」をリニューアルし、クリエイターズスタンプを探しやすくした。
クリエイターズスタンプは、LINEの審査終了後に販売を開始できるが、従来は審査に3カ月以上かかっており、短縮化が課題だった。
審査スタッフを約7倍に増員したほか、システム改修などを行った結果、審査期間は6月中旬から平均5日程度に短縮。最短1日で審査が完了する場合もあるという。現在、1日当たり500〜1000セットの新たなクリエイターズスタンプの販売がスタートしているという。
スタンプショップもリニューアル。トップページで公式スタンプと並んでクリエイターズスタンプが表示されるようになったほか、カテゴリ別のページでは、「カワイイ・キュート」「ほんわか・癒し」など16種類のカテゴリからスタンプを探せるようにした。
クリエイターズスタンプの販売は2014年5月に開始。登録クリエイター数は累計43万人、販売中のスタンプは14万セットを突破した。クリエイターには、販売額からApp Store/Googleなどの手数料(30%)を引いたうち約50%が分配される。
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