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Facebook、ディープラーニング向けハードウェア設計をオープンソース化
人工知能研究ラボを持つFacebookが、自社開発したディープラーニング向けハードウェア「Big Sur」の設計をデータセンター技術のオープンソース化プロジェクト「Open Compute Project(OCP)」でオープンソースで公開する。
米Facebookは12月10日(現地時間)、同社の機械学習関連研究機関「Facebook AI Research(FAIR)」で開発し、実際に活用しているディープラーニング解析用のハードウェア「Big Sur」の設計をオープンソース化すると発表した。
Big Surは、大規模なAI(人工知能)コンピューティング向けに設計した同社の最新のオープンラック式ハードウェア。米NVIDIAがディープニューラルネットワーク向けに設計した高性能な「Tesla M40 GPU」を8個搭載し、先代の同様のハードウェアの2倍高速という。
Facebookは、2013年に立ち上げたデータセンター技術のオープンソース化プロジェクト「Open Compute Project(OCP)」のWebサイトでBig Surのデザインを公開する計画。
同社はこれまでも多数のハードウェア設計や開発ツールをオープンソース化している。機械学習関連では、1月にディープラーニング開発環境「Torch」向けモジュールをオープンソースで公開した。
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