Facebookの「ライブ動画」、日本でも一部ユーザーで利用可能に
FacebookがiPhoneアプリでのライブ動画投稿を、まずは米国で可能にした。向こう数週間中に他の地域でも利用できるようになるという。また、Androidアプリでも間もなく可能になる。【UPDATE】日本でも一部のユーザーで利用できている。
米Facebookは1月28日(現地時間)、ライブ中継機能「Live(日本では「ライブ動画」)」の提供を米国の一般ユーザー向けに開始したと発表した。向こう数週間中に提供範囲を他の国々に拡大する計画だ。
【UPDATE】日本でも一部のユーザーで利用できるようになっている。利用できるようになると、iPhoneのFacebookアプリの投稿画面の下部に下図のようなアイコンが表示されるようになる。なお、背面カメラを搭載していないiPod touchでは利用できないようだ。
同日から米国のFacebookユーザーは、iPhoneアプリのカメラで動画をライブ中継できるようになる。Android版でも“間もなく”利用可能になる見込み。
配信したライブ動画は、初期設定でそのまま保存される。下の動画投稿は、昨年9月にマーク・ザッカーバーグCEOが投稿したライブ動画だ。
フォローしている相手がライブ動画を投稿すると、ニュースフィード上に表示される。ライブ動画や過去のライブ動画の視聴中に[フォロー]をクリック(タップ)すると、その相手が次にライブ動画を開始するときにプッシュ通知が表示されるようになる。
マーク・ザッカーバーグCEOは前日の業績発表後の電話会見で、ユーザーはニュースフィード上の動画を1日当たり1億時間以上視聴していると語った。
米Twitterも最近、実況アプリ「Periscope」のライブ動画をタイムライン上で視聴できるようにした。
関連記事
- Facebook、モバイル広告好調で純利益が過去最高の16億ドル
Facebookの10〜12月期の決算は、モバイル広告が好調で売上高は58億4100万ドル、純利益は前年同期比2.2倍の15億6200万ドルと過去最高だった。モバイル広告の広告収入全体に占める割合は80%に上った。 - Twitterの実況アプリ「Periscope」、タイムラインでの直接視聴が可能に
Twitterの実況動画アプリ「Periscope」のライブ動画を、PeriscopeをインストールしていなくてもiOS版Twitterアプリ内で視聴できるようになった。AndroidおよびWebアプリでも対応する見込みだ。 - Facebook、実況中継機能「ライブ動画」を一般公開へ 写真の自動「コラージュ」も
Facebookが、これまでセレブオンリーで提供してきたライブ中継投稿機能「Live(日本では「ライブ動画」)」を一般向けに公開すると発表した。また、カメラロール内の写真を自動でコラージュにする機能をまずはiPhoneアプリに追加した。 - Facebook、動画をデフォルトでFlashからHTML5に移行
「Adobe SystemsはFlashの終了日を宣言すべき」と主張するFacebookが、Facebook上のデフォルトの動画プレーヤーをFlashからHTML5に切り替えたと発表した。 - Facebook、VR対応単体モバイル動画アプリを準備中とのうわさ
Facebookが360度パノラマの仮想現実(VR)動画を楽しむための単体アプリを開発中であるとWall Street Journalが報じた。iOSおよびAndroidに対応するという。同社のVR HMD「Oculus Rift」の製品版は来年1〜3月に発売の予定だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.