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世界最大の音楽サービスSpotify、Google Cloud Platformを採用
7500万人以上のユーザーを擁する世界最大の音楽ストリーミングサービスSpotifyが、オンプレミスのデータセンターからGoogle Cloud Platformに移行する計画を発表した。
スウェーデンの音楽ストリーミングサービスSpotifyは2月23日(現地時間)、同社のインフラを米Googleのクラウドサービス「Google Cloud Platform」に移行する計画を発表した。
Spotifyは日本ではまだ使えないが、世界の約70カ国で7500万人以上のユーザーを擁し、20億以上のプレイリストを誇る世界最大の音楽ストリーミングサービス。
同社はこれまで、各国でデータセンターのスペースを購入あるいはリースしてきたが、サービスが急激に拡大してきたため、クラウドサービスへの移行を決めたという。
幾つかのクラウドサービスを検討する中、Googleを選ぶ決め手になったのはデータプラットフォームとツールの便利さという。特にBigQueryは魔法のような能力があると評価している。
Spotifyは今後、Google Compute Engineなどのツールを使って段階的にデータをオンプレミスのデータセンターからGoogle Cloud Storageに移行していく。
Google Cloud Platformの主な顧客には、Best Buy、Avaya、HTC、Coca Cola、Sony Music、Ubisoftなどがある。
Googleは昨年11月、クラウド事業専用の新ビジネス部門を立ち上げ、米VMwareの創業者であるダイアン・グリーン氏を統括者とした。
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