ニュース
Google、試しに遊んでもらえるゲーム広告「Playable」
Googleが、開発者向け広告ツール「Universal App Campaigns」に、ゲーム広告内に簡易版ゲームを組み込んで試しにプレイしてもらえる広告ツールを追加した。気に入ったらすぐにダウンロードできる。
米Googleは3月1日(現地時間)、新しいゲーム広告ツール「playable ad」を発表した。アプリ開発者向けのGoogleサービス横断広告ツール「Universal App Campaigns」で、向う数カ月中に提供を開始する。
広告内にゲームの簡易版を組み込める。興味を持ったユーザーは、広告内のゲームをプレイしてみて、気に入ったらその場でダウンロードできるという仕組みだ。「Google Web Designer」などのWeb作成ツールで構築できる。
同社はまた、横長のモバイル動画広告を、ユーザーが端末を縦方向で持つと自動的に縦向けに最適化する機能を追加したことも発表した。Googleによると、Google Display Networkのモバイル広告は縦位置で表示されることが多いという。
単純に左右をカットするのではなく、機械学習で表示すべきオブジェクトを解析し、縦位置に最適化する。
早期テストでは、この機能により、クリックスルーレートが横長のモバイル広告をそのまま縦位置で表示するより20%増加したという。
関連記事
- Google、インストールせずにアプリをお試しできる「Android Instant Apps」のテストを開始
Googleが2016年のGoogle I/Oで発表した、Androidアプリの機能をアプリをインストールせずに使える「Android Instant Apps」のテストが、一部のユーザーを対象にスタートした。 - 「Google Playストア」のランキングでインストール済みアプリの非表示が可能に
Androidアプリストア「Google Playストア」のランキング画面に「インストール済みを表示」トグルボタンが追加され、これを非表示にすると端末にインストール済みのアプリはランキングに表示されなくなる。 - Apple、検索広告を10月5日から米国のApp Storeで表示開始
Appleが10月5日から、GoogleのGoogle Playと同じような検索結果広告を米国のApp Storeで表示する。 - Google Play ストア、Androidアプリのダウンロードサイズを明記 差分ファイルの容量減も
Google Play ストアのAndroidアプリの明細に、実際にダウンロードするファイルサイズが表示されるようになった。インストール済みファイルのアップデートの場合も表示される。また、アップデートの差分ファイルのサイズが小さくなった。 - Google、検索、YouTube、Gmail横断のターゲティング広告「Customer Match」始動 新モバイル広告ツールも
Googleが、Google検索、YouTube、Gmailを横断して表示できるAdWordsのターゲティング広告サービス「Customer Match」と、アプリ開発者向けの、やはりサービス横断広告掲載ツール「Universal App Campaigns」を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.