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“iPhone 8”はAR対応で大幅進化?
AppleはARでパラダイムシフトを起こそうとしているのかもしれない。そのとっかかりはごく小さな部品、iPhone 8の内蔵カメラだ。
今年下半期の発表がうわさされている米Appleの次期スマートフォン(iPhone 8?)は、AR(拡張現実)対応で大きく進化するかもしれない。Appleアナリストとして評価の高い米Loop Venturesのジーン・マンスター氏は、CNBCのインタビュー動画で「次期iPhoneは、ARのために設計されている」「次期iPhoneはパラダイムシフトをもたらすだろう」と述べた。
「ARで世の中が変わる」といったせりふを、われわれはうんざりするほど聞いてきた。しかし、Google Glassが登場した今でも、アニメ『電脳コイル』で描かれたような世界はまったく遠いままだ。
こうした中でマンスター氏は、インタビュー中で次期iPhoneを“指名”した。この革新的な製品が、ARで世の中が変わる最初の一歩になるというのだ。「ARは、すぐにではなくてもいずれ、Appleの資産価値を20倍に上げるかもしれない」と同氏は強調する。
次期iPhoneのカメラについては、3D空間認識などさまざまなうわさが流れているが、こうした変更がカメラの、スマートフォンの、われわれと電脳空間の関係をパラダイムごと変えてしまうような、革命的なものになるのだろうか。
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