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イーロン・マスク氏、ロサンゼルス地下の3Dトンネル構想を語る
TeslaやSpaceXを経営するイーロン・マスク氏が新トンネル企業Boring CompanyについてTED2017で語った。40層程度のトンネルネットワークで渋滞を解消するという。
TeslaやSpaceX、Neuralinkを経営する起業家のイーロン・マスク氏は4月28日(現地時間))、カナダのバンクーバーで開催のTED2017で新企業Boring Companyについて語った。
同氏は昨年12月、「交通渋滞にはあきあきだ。次はトンネル掘削マシンを開発しよう」とツイートし、実際に創業した。
企業サイトにはまだ構想のデモ動画(記事末に転載)が貼ってあるだけだ。この動画では、渋滞の道路から車ごとエレベーターのような装置で地下に下りてソリのようなものに乗り、トンネル内を運ばれる様子が紹介されている。時速200キロで移動できるという。
地下にこうしたトンネルを3次元のネットワークとして構築し、渋滞を解消するという構想だ。40層程度のネットワークにすれば渋滞は起きないと同氏は語った。
同氏はTEDで、なぜ“空飛ぶ自動車”ではなくトンネルなのかという質問に、「私はロケットも作っているから飛ぶのは好きだが、空飛ぶ車は非常にうるさいという問題がある」と答えた。
具体的な計画などについては語らなかったが、SpaceXで目撃されたというBoring Companyのロゴがついたボーリングマシンについての記事のリンクをマスク自身がツイートしている。
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