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メルマガ大手まぐまぐ、旅行事業のエボラブルアジアが子会社化
メールマガジンサービス大手のまぐまぐを、旅行サイト運営のエボラブルアジアが子会社化。メルマガ会員基盤を生かし、旅行サイトの利用を促す狙い。
オンライン旅行事業を手掛けるエボラブルアジアは9月12日、メールマガジンサービス大手のまぐまぐを子会社化すると発表した。まぐまぐのメルマガ会員基盤を生かし、エボラブルアジアの旅行商材をアピールしたり、旅行予約サイト「AirTrip」の利用を促したりする狙い。
まぐまぐは、約750万人の会員を抱えるメルマガ最大手(同社調べ)。Webメディア「MAG2NEWS」「MONEY VOICE」も運営し、月間ページビューは1500万という。エボラブルアジアは、投資ファンドのニューホライズンキャピタルなどから株式の85%を取得する。取得額は11億4900万円。
エボラブルアジアは、まぐまぐの会員に旅行予約サイト「AirTrip」を訴求していく考え。まぐまぐのメディア運営ノウハウを活用し、旅行特化型メディアの設立も予定している。また、エボラブルアジアのシステム開発力を投じ、まぐまぐのサービス品質向上を支援するという。
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