Facebook、ライブ動画にMusical.lyで人気の“口パク自撮り”機能「Lip Sync Live」
Facebookが、3大レーベルとのパートナーシップの下、「ライブ動画」にリップシンク動画(口パク動画)を投稿する機能を追加すると発表した。
米Facebookは6月5日(現地時間)、動画投稿での音楽利用について、2つの新機能を発表した。
同社は3月、米Warner Music Group(WMG)との総合的なパートナーシップ締結を発表した際、世界3大レーベル(WMG、Universal Music Group、ソニー)の楽曲をFacebook、Facebookメッセンジャー、Instagram、Oculusで使えるようになるとしていた。
まず、動画のBGMとしてFacebookと提携する音楽レーベルの楽曲を無料で使えるようになる。このサービスは現在一部の地域でテスト中で、“間もなく”提供地域を拡大できるとしている。
もう1つは、Musical.lyなどで人気の口パク動画機能、「Lip Sync Live」だ。口パク動画あるいはリップシンク動画とは、音楽に合わせてダンスや口パクする様子を自撮りするというもの。
FacebookのLip Sync Liveは、「ライブ動画」の1機能として追加される。この機能が利用できるようになると、公式モバイルアプリのライブ動画開始画面でLip Sync Liveオプションが表示されるので、これをタップし、楽曲を選ぶ。マスクや背景をカスタマイズすることも可能だ。
友達が見るライブ画面には楽曲名とアーティスト名を明示するスタンプが表示され、これをタップするとFacebook上でそのアーティストをフォローできる。
Facebookは今後、様々な音楽関連サービスを提供していく計画という。例えば「Facebook Stories(日本では「ストーリー」)」にユーザーが好きな楽曲をBGMとして利用できるサービスのテストを開始するとしている。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
関連記事
- FacebookでWarner Music Groupの音楽もBGM利用可能に
Facebookが3大レーベルの1つ、Warner Music GroupとFacebookやInstagramでの楽曲の使用を可能にする総合的なパートナーシップを結んだ。FacebookはUniversal Music Groupとソニーとも同様の契約を既に結んでいる。 - 世界中の若者が熱狂 自撮りは“口パク動画”の時代へ
世界中の若者が動画アプリに熱狂する中、「口パク動画」といわれる「リップシンク動画」が注目を集めている。 - Facebookで使える音楽拡大──ブルーノ・マーズやポール・マッカートニーも
Facebookが複数の著作権管理団体と契約し、ユーザーがアーティストの著作権を侵害せずに使える楽曲を拡大すると発表した。ブルーノ・マーズやポール・マッカートニーの楽曲をFacebookだけでなく、Instagram、Oculus、メッセンジャーなどで使えるようになる見込み。 - Apple Music、若者に人気の音楽動画SNS「Musical.ly」と提携
Appleが人気音楽SNSアプリ「Musical.ly」と提携し、「Apple Music」に加入すればMusical.ly上で楽曲をノーカットでストリーミングできるようにした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.