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Alphabet、気球の「Loon」とドローンの「Wing」を子会社化
Alphabetの“ムーンショット”部門のXから、ネット構築向け気球プロジェクトの「Loon」と運送用ドローンプロジェクト「Wing」が卒業し、WaymoやVerilyと同様のAlphabet傘下の子会社になる。
米Googleの親会社、Alphabetは7月11日(現地時間)、“ムーンショット”プロジェクト統括部門Xの2つのプロジェクト、「Project Loon」と「Project Wing」を“卒業”させると発表した。
それぞれ、Alphabet傘下の子会社として独立するが、決算上はこれまで通り“Other Bets”のままだ。これまで、自動運転企業のWaymoや生命科学企業VerilyなどがXを卒業してきた。
Loonは2013年立ち上げの、ネット接続環境を気球で構築するためのプロジェクト。新CEOには2017年にProject Loonの統括者としてX入りしたアラステア・ウェストガース氏が就任する。
Wingは2012年立ち上げの、ドローンによる運送プロジェクト。新CEOは立ち上げからGoogle Xで同プロジェクトを統括してきたジェームズ・バージェス氏が務める。
Xの責任者、アストロ・テラー氏はLoonとWingを卒業させることで、Xはロボティクス、ネットワーク接続、Glassなどにリソースを回せると語った。
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