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TwitterのドーシーCEO、米連邦議会が公聴会に招請
米連邦議会下院エネルギーおよび商業対策委員会がTwitterのジャック・ドーシーCEOを9月5日の公聴会に招請し、同社のアルゴリズムとコンテンツ監視について質問すると発表した。
米連邦議会下院エネルギーおよび商業対策委員会は8月24日(現地時間)、Twitterのジャック・ドーシーCEOを9月5日の公聴会に招請したと発表した。同社のアルゴリズムとコンテンツ監視について質問する。
同委員会のグレッグ・ウォルデン委員長は発表文で「Twitterは非常に強力なプラットフォームだ。データとコンテンツに関する決定が不透明なプロセスで行われていれば、われわれは懸念を表明する権利がある。公聴会では、Twitterがどのようにコンテンツを監視し、管理しているかについて厳しく追及する予定だ」と語った。
Twitterは、ドナルド・トランプ米大統領がシャドーバンニングをしていると非難したことや、米Facebookや米Google傘下のYouTubeなどが排除した陰謀論者のアカウントを停止しないことで物議を醸している。
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